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グッドモーニングアメリカ『拝啓、ツラツストラ』インタビュー


ー 寺岡さんから受けたアドバイスで一番印象に残っていることは?

初回盤Aに収録されている“喝采”は、初めて詞先で作りました。それは最初に呼人さんとお会いした時、そういう曲の作り方をしようという話をしたんです。その時テーマとされたのが「グッドモーニングアメリカが、横浜アリーナでワンマンをやる時の本編最後の曲を作ってみよう。」ということでした。


ー 面白い発想ですね。

そうなんです。勿論アリーナでワンマンライヴはやりたいし、希望的観測の話ですが、いつかやる予定です!でもそのイメージを描いたことがなかったので、実際そういうコンセプトで曲を作り始めると、自分がデカいステージのライヴ本編の最後で何を歌いたいかということもすごく考えらたし、メンバー自体がそのステージに立つということも想像出来たので、こういうのもひとつのプロデュースだな、凄いな!と感じました。だから呼人さんは表面上のサウンドプロデュースというよりは、内面や歌詞を大切に考えてくださるプロデューサーでした。


ー 今迄自分達だけでは考えていなかったアイデアを、引き出してくれるというのは大きいですからね。

この経験をふまえて “イチ、ニッ、サンでジャンプ”の歌詞も書いたので、本当に大きかったし、自信にもなりました。どの曲もそうですが、この “喝采”も自分たちにとっては、とても大切な曲になるでしょうし、何より単純に良い曲に仕上がったと思います。


ー 確かに良い曲だと思います!イントロの広がりで大きな空間を感じられたり、メロディ自体は力強いけど、ヴォーカルラインのエコーやコーラスなども含め、音の構成は繊細。後半の「どんな風に生きて どんな風に死んで」という部分のコーラスも特徴的でした。

歌詞を先に書くことによって、聴かせ方も変化したと思います。サビ頭ならこうだけど、Cメロでどこを押したいかと考えた時に、その部分をより際立たせるためにはどう構成していけば良いかとか。


ー なるほど。あとこの曲は、ほぼ間奏がないですよね。

あー!実は間奏があったんですよ。そうだ、思い出した!歌詞量がこれだけあるので、間奏をつけると7分以上…8分近い曲になっちゃって、削ったんです。


ー 8分って、プログレみたくなっちゃう(笑)。

そう(笑)。だから、さすがに長いという話になって。しかもサビも、もうひと回しあったし。だからといって勿論だらける展開ではなかったんだけど、それでも長さのことを考えて、間奏、ギターソロ、サビと、色々削りました(笑)。


ー これだけ大きなメロディの曲だから、あえてその位の超大作も聴いてみたいけど、でも歌詞の世界観に寄せて考えると、この位「間」のないサウンド構成が合っている気もしました。

良かった!


ー 金廣くんの声が後半で、かすれてきますよね。あの部分が楽曲の物語性を感じさせて好きです。

実はこの時、扁桃炎で…。


ー え!そういう理由!?(笑)

<一同爆笑>


ー でもあのテイクが「何度でもつまずいては俯き」という歌詞にぴったりに感じたけど。

多分、呼人さんはその部分を考えていたんじゃないかな。僕たちが今迄レコーディングしてきた環境は結構デジタルだったんですが、呼人さんは全部をデジタルにしないで、全体としての音の雰囲気や曲の良いところを残すんです。そういう意味では結構生々しい音や声が、逆にハマったと思います。


ー 音源の中でライヴで味わうような高揚感も感じたし。

そうそう!本当は「喝采〜」という部分も全部地声で、パーンと聴かせたかったんだけど、裏声にしたことがかえって弱々しさから盛り返す感じを強調したかなと。


ー そう思います!初回盤Bに収録されている“メロディ”は、ロッテから全国の男子にエール!がんばれ男子!Happy White Day!に起用されていましたが、実はこの曲、 相当前に出来ていた曲だとか。2008年とか。

デモ盤に入れたのはその頃だけど、完成したのはもう少し前かな。グッドモーニングアメリカとして活動してすぐ位。休止中に作り溜めていた曲のひとつです。


ー 約6年の月日を経た今、改めてシングルに収録しようと思ったのは、ロッテのCM起用がきっかけ?

いや、実は僕らのアーティスト担当がこの曲をやりたいって、すごくウルサくて(笑)。


ー ウルサいって!(笑)

だからきっかけとしては、その担当の一押しだったんですが、メンバーとしてもデモとして作った作品はすべてまたやりたいと思っているくらいなので、そうやって昔の曲にまた光が当たるのは嬉しいですし、良い機会を与えてもらったと思います。


 

リリース情報

「拝啓、ツラツストラ」
2014/5/6(火)
発売

COZP-905-620140404.jpg
初回盤Aタイプ
COZA-905 / ¥1,500+税
CD
1 拝啓、ツラツストラ
2 喝采
DVD
グッドモーニングアメリカ企画「凌ぎ合う」ライブセレクト DVD
1.カラツ風ガ吹キツケル(凌ぎ合う vol.3 ~Wow Wow Sky~@八王子RIPS)
2.突破していこう(凌ぎ合う vol.3 ~Wow Wow Sky~@八王子RIPS)
3.ひこうき雲(凌ぎ合うvol.4 ~No No Dance~@吉祥寺Warp)
4.イチ、ニッ、サンでジャンプ(凌ぎ合う vol.5 ~Go Go Heaven~@八王子Match Vox)
5.未来へのスパイラル(凌ぎ合うvol.5 ~Go Go Heaven~@八王子Match Vox)

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COCA-1685820140404.jpg
初回盤Bタイプ
COCA-16858 / ¥1,300+税
CD
1 拝啓、ツラツストラ
2 メロディ
ボーナストラック たなしんの“走れ!ファイヤーレディオ!!”(たなしんによるラジオ番組)
「ベストヒット たなしん」、「ファイヤーショッピング!」、「たな姉の“恋のお悩み”100人斬り!」など

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COCA-1685920140404.jpg
通常盤
COCA-16859 / ¥1,000+税
CD:1 拝啓、ツラツストラ
2 喝采
3 拝啓、ツラツストラ(カラオケ)
4 喝采(カラオケ)

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LIVE情報

「7つの秘宝を探す冒険(読み:アドベンチャー)2014」ワンマンツアー

5月30日(金)広島 ナミキジャンクション
6月01日(日)福岡 BEAT STATION
6月06日(金)札幌 PENNY LANE24
6月15日(日)なんばHatch
6月21日(土)名古屋DIAMOND HALL
6月25日(水)仙台 MACANA
7月05日(土)Zepp DiverCity Tokyo

 

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