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杏子『Sky's My Limit』インタビュー Page1


1980年代、BARBEE BOYSは日本のロックシーンをアツくしていた。そして1992年の解散後、Voの杏子はソロとなり、オーガスタファミリーの長女としても山崎まさよしやスキマスイッチなど名立たるミュージシャンと共に走り続け、 今年でその活動は20年を迎えた。10月3日リリースの、ソロ活動20周年記念アルバム『Sky’s My Limit』ではOKAMOTO’SやTRICERATOPSとのコラボでも話題を呼んでいる。杏子の核となるロックを剥き出しにしている今回のアルバムについて、また、この20年のソロ活動について語ってもらった。


ー ソロ活動20周年、おめでとうございます!

ありがとうございます!


ー では早速ですが、10月3日リリースの、ソロ活動20周年記念アルバム『Sky’s My Limit』のお話を伺わせてください。今回はコラボが豪華ですね!

そうですね! でも初めはベストアルバムなので、既存の曲の中から選んで作ろうと考えていました。だから新録は1、2曲位かなと。だけど、選曲をしている段階でTRICERATOPSやOKAMOTO’Sと出会って、それなら新録で一緒にやって欲しいと思ったんです。そういうのが偶発的に重なって出来たアルバムでした。


ー では最初から、色々なアーティスト達とのコラボをコンセプトとして掲げていたわけではなかったんですね。

はい。というのも、2010年にリリースしたミニ・アルバム『Just』では男性アーティスト、『Justess』では女性アーティストとコラボをさせてもらったので、それで結構大満足していたんです。だから今回はコラボということにポイントは置いていませんでした。ベストアルバムということでスタッフ達ともキーワードを決める中、この20年間、やはりライブが大好きで続けてきたというところもあるので、 オリジナルの他にライブでよくやっているカヴァー曲も収録したら面白いかもしれないって考えていったらどんどん間口が広がっていったんです。


ー 今作はバリエーションがある中にも、杏子さんのロックシンガーとしてのラウドさと骨太さが際立って、本当にカッコいいアルバムだと思いました。

それが伝わると嬉しいです!今迄は声高らかに「ロックだぜ!」と言うことが恥ずかしかったり照れくさかったりしたんですが、あえてロックシンガーという部分を打ち出してもいいのかなと思って。まぁそう言いながらも、ジャズテイストの作品やデジタルサウンドの作品も歌ってるんですけどね。でもやはり、何だかんだ言ってもロックはいい!ということなんです。


ー ご自身としての仕上がりの満足度はいかがですか?

今回は新録が半分位あることも含め、単なるベストアルバムではない位の仕上がりだと思っています。ただ新録が多い分、今迄以上に曲順には悩みましたけど。


ー というと?

新録とそうでない曲が、聴いた時に音としてハッキリ分かってしまうのは嫌だったので全部通して聴いた時にも、すべてが“今の曲”として受け取ってもらえるように考えました。


ー 成る程! 並びによって聴こえ方はかなり変わりましたか?

変わる変わる!! しかも、新録に関しても色々な人とのコラボなので音の個性がそれぞれ違うじゃないですか。それをひとつの新たなアルバムとして成立する曲順にするのは、かなり大変でした。エンジニアの人達もそれぞれの曲がどういう音の仕上がりになっているかを確認しつつ、当然自分の個性も出したいから全体的にはすごく尖ったものが出来たんですが、最終的なマスタリングエンジニアの方が一番「ウ〜ン!!!」って唸って頭かかえていました(笑)


ー でもその甲斐があって、杏子さんが今やりたいと思うもの全てを詰め込むことが出来たと。まさに『Sky’s My Limit』というタイトル通り、杏子さんの音の空(世界)は無限大ということですね。

そうありたいし、そう出来たと思います!


ー では作品のお話ですが、今回1992年にリリースした「DISTANCIA~この胸の約束~」が<20 Years After Ver.> として収録されていますが、今回は山崎まさよしさんと間宮工さんが編曲で、山崎さんはギターも演奏されているんでしたよね?

ヤマ(山崎まさよし)は、カホンも叩いているんですよ。


ー そうだったんですか!

色々なことをやってくれました。今回はスパニッシュのテイストを強くしようということで、まずヤマがカホンを叩いて間宮くんがフラメンコギターを弾いて私が歌というのをベーシックにして、そこに色々な音を重ねました。原曲もスパニッシュ系ではあったんですが、当時CM(カメリアダイアモンドTV-CF)に起用されていたので、ちょっとポップな要素も加えたアレンジだったんです。それもすごく素敵だったんですが、やはり色々な場面のライブ、特にアコースティックライブで演奏すると、この曲の核であるスパニッシュな部分がより露わになるんです。この曲は福耳としての最新シングル 『LOVE & LIVE LETTER』のカップリングとしても収録されていますが、その時にヤマが「どうせなら思いきり振り切ったアレンジで、まるっきりスパニッシュにしたらええんやないの?」って言ってくれたので、そういうアレンジにしてみました。


 

リリース情報

「Sky’s My Limit」
2012.10.3(水)発売
SkysMyLimit_j.jpg

DISC1(CD)※初回生産限定盤/通常盤共通
1. DISTANCIA~この胸の約束~<20 Years After Ver.> ≪※福耳 SG 「LOVE & LIVE LETTER」AUCL-88 2012.06.13発売 収録≫
2. タイムリミット with OKAMOTO’S ≪※新録≫
3. 悲しきは… feat.来門 ≪※新録≫
4. JAVA BLUES ≪※新録≫
5. アヴァンギャルド ≪※ AL 「Hybrid Black」 AUCK-17005 2006.09.13発売 収録≫
6. ねぇ、もっと ≪※ AL 「Just」 AUCL-38 2010.07.21発売 収録≫
7. BUSU with いまみちともたか ≪※新録≫
8. Lullaby of Birdland ≪※新録≫
9. Poison Ivy ≪※ AL 「Hybrid Black」 AUCK-17005 2006.09.13発売 収録≫
10. イヌ ≪※ AL 「TOKYO DEEP LONDON HIGH」 POCH-1637 1997.6.18発売 収録≫
11. 口いっぱいの愛を ≪※ AL 「Missing Half」 AUCK-11002 2003.8.20発売 収録≫
12. Silly Scandals with TRICERATOPS ≪※新録≫
13. Hello Alone ≪※ AL 「Under The Silk Tree」 UPCH-1019 2000.11.8 発売 収録≫
14. I’m Losing You <ジョン・レノン・スーパーライヴ2002> ≪※ SG 「シンガプーラ」 AUCK-19903 2003.8.20発売 収録≫

DISC2(DVD) ※初回生産限定盤のみ(約40分)
■ -INTERVIEW OF KYOKO-
■ -RECORDING DOCUMENTARY- ・with 山崎まさよし/間宮 工/秦 基博 ・with OKAMOTO’S ・with TRICERATOPS
■ -MUSIC VIDEO & MAKING - ・タイムリミット with OKAMOTO’S
■ -LIVE with 山崎まさよし/間宮 工- 1. 地団駄 2. ペンギン 3. ねぇ、もっと 4. 10 Years After
※2012.6.29『青山マンダラーズAgain~杏子20th Anniversary~』at南青山MANDALA

初回生産限定盤
AUCL-98~99
¥3,500(税抜)¥3,675(税込)

通常盤
AUCL-100
¥2,913(税抜)¥3,059(税込)
 

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LIVE情報

Kyoko 20th Anniversary “Over The Limit”

2012.11.3(土、祝) OPEN 18:00 / START 18:30
会場:渋谷 www
出演:杏子
GUEST:いまみちともたか、さかいゆう、秦 基博、来門(smorgas)、和田 唱(TRICERATOPS)

チケット料金:オールスタンディング¥5,250(税込、整理番号付、ドリンク代別)
チケット一般発売日:10月6日(土)10:00~ 発売日初日店頭発売有
プレイガイド:
SOGO TOKYO オンラインチケット
チケットぴあ 0570-02-9999 [P-code 178-495]
ローソンチケット 0570-084-003 [L-code 78242]
イープラス
問合せ:ソーゴー東京 03-3405-9999

・杏子オフィシャルFC「杏子椿」チケット先行受付は終了いたしました。
・オフィスオーガスタモバイル会員限定先行受付は終了いたしました。
・オフィシャルHP先行受付は終了いたしました。


「Augusta Camp 2012」
Setting Sun Sound Festival Vol.3×Office Augusta 20th Anniversary Augusta Camp 2012 in AMAMI
2012年10月21日(日)OPEN15:30/START16:30
※「Setting Sun Sound Festival Vol.3」は10月20日(土)も開催いたします。
出演:杏子、山崎まさよし、COIL、元ちとせ、スキマスイッチ、長澤知之、秦 基博、さかいゆう
※COIL・佐藤洋介は病気療養中のため出演はございません。
会場:奄美市・大浜海浜公園野外ステージ
チケット:<前売り>1DAY券 ¥5,000(税込)<当日>¥5,500(税込)

ファミリーマート先行予約
・7月18日(水)10:00~7月31日(火)23:59
ファミリマート店頭Famiポート
イープラス特別電話受付 0570-06-9902

問合せ:アーマイナープロジェクト 0997-53-2202

■ Setting Sun Sound Festival~in Amami~Vol.3公式ホームページ
http://www.setting-sun.jp/

■ Augusta Camp 特設ページ
http://www.office-augusta.com/
ac2012/

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