CDショップならではの視点とお客様による試聴と購買というマーケティング手法により、店頭から次代を担うアーティストを発掘、プロモーションし、市場の活性化を目指すオーディションとしてタワーレコードが募集を開始した「Knockin’on TOWER’s Door」。そこで選考されたアーティスト達の作品をリリースしていくレーベルである「Knock up!」の初のショーケースライブが7月12日（火）、タワーレコード渋谷店B1F「STAGE ONE」で開催された。

今回、このショーケースライブに参加したのは、オーディションで１位通過し、8月3日（水）にファーストミニアルバム「ten bear(s)」の発売が決定したTHE PINBALLS。同じく2位通過で、6月22日（水）、フル・アルバム「いつかのように」をリリースした見田村千晴に加え、昨年、最終選考に残り、最終通過した3アーティストに続き人気を得て、今後にリリース予定も控えているyumeiroecho（ユメイロエコー）の3組。

トップバッターは、ブリティッシュ・インヴェイジョンのアーティストに影響を受けた幼馴染による4人組ガレージロックバンドTHE PINBALLS。

「大人しくやろうと思ったけど、無縁なようなので大きな音でやります」といいながら「アンテナ」を含む6曲を披露。

タワーレコードのタオルを掲げながら次に出てきたのはyumeiroecho。

普段はサポートメンバーを入れてのバンド形態でライヴも多いため「ひとりの弾き語りは自分のタイム感で出来るからいいけど、寂しい。」と言うが、今回のオーディションがきっかけで出来た「カレイドスコープ」など全4曲を弾き語りでもしっかり盛り上げた。今秋には作品のリリースも控えている。

この日ラストのステージを飾ったのは見田村千晴。
yumeiroechoとは逆で、普段ライヴでは弾き語りスタイルの彼女は今回バンドメンバーを引き入れてのステージをみせた。


「６月にリリースしたフル・アルバム（いつかのように）は4年前ギター１本で弾き語りをしていた頃の曲から新曲までバリエーションに富んだ作品となりました。」と語りながら、パワフルだが透明感のある声で会場を魅了した。

全アーティストの演奏が終了し、３アーティストが再登場。みな、この日のライヴはとにかく楽しかったと語り、Knock up! SHOWCASE LIVE VOL.1は終了した。今後もこの３組を要チェック!!




＜SET LIST＞
THE PINBALLS
1.　サイコ
2.　I know you
3.　ten bear
4.　299792458
5.　アンテナ
6.　ニューイングランドの王たち
7.　ダンスパーティーの夜

Yumeiroecho
1. スミレノヒドケイ
2. ナスカ
3. カレイドスコープ
4. カラーグラフ
 

見田村千晴
1.  渋谷駅東口歩道橋
2.  日当たりの悪い部屋で君と
3.  青
4.  歩いて
5.  始まり

 

◉Knock up!  http://knockup.jp/

◉Knockin’on TOWER’s Door  http://tower.jp/door/

◉THE PINBALLS  http://thepinballs.net/
◉Yumeiroecho   http://www.yumeiroecho.com/
◉見田村千晴   http://mitamurachiharu.soragoto.net/