つくば発のニューウェイブ・テクノ・ポップバンドDENSHI JISION、佐野元春の名曲「Young Bloods」をカバー!!チャリティー配信も開始!
2008年に筑波大学の学生、大学院生によって結成された80’sエレクトロ・ポップをルーツにオリジナリティー溢れるユニークなサウンド・メイクが持ち味のニューウェイブ・テクノ・ポップバンドDENSHI JISION。趣味嗜好はバラバラながらも“DENSHI JISION”という音楽を通じて集結したメンバーにより地元つくばを中心に活動を行っていた。2011年より本格的に活動を東京に移そうとした、ちょうどその時、東日本大震災は起こった。
この震災でつくば在住のメンバーも被災するなど、事態の悲惨さ、重大さを身をもって感じていた、そんなある日、ふと聴いた佐野元春の85年にヒットした名曲「Young Bloods」がVo.ヨシダシゲルの耳に止まり、この歌詞に込められている前向きなメッセージに深く感銘を受けた。
“被災地の若い人やオリジナルを聴いて育った30〜40代の方達が聴いて、この曲の持つパワーを受け取ってもらいたい。そして前を向いて進んで欲しい”。
その想いから今回、同曲をカバーし本日7/27より配信シングルとして「レコチョク」「モバイルコロムビア」など主要携帯サイト、及びiTunes Storeなど各PCサイトにてリリースする。また、オリジナルの楽曲は印税をアフリカ難民救済に寄付したチャリティーソングとして知られているが、DENSHI JISIONもこの楽曲の売上の一部を震災孤児への支援金として寄付することを発表した。
「Young Bloods」について DENSHI JISIONコメント
僕たちDENSHI JISIONは80'Sのエレポップをルーツに音楽を作りながらも、VJがメンバーにいたりUSTREAMを放送したり、さまざまな個性のメンバーが“音楽”でつながっているチームです。それは尊敬するYMOや電気グルーヴのような、メンバーそれぞれの個性がつながって独自の世界を作り出しているように。
3月11日に14時46分に東日本を襲った大震災。僕たちのメンバーの何人かはつくばで被災しました。2~3日はライフラインも復旧せずに自分たちが企画したイベントも延期を余儀なくされました。そのときにいろいろなことを考えさせられました。そんなときにふと聞いた1曲の楽曲が耳にとまりました。
佐野元春さんの「Young Bloods」です。
85年にリリースされたこの曲は佐野さん自身初のトップ10ヒットです。そして、この曲の印税がアフリカ難民救済に寄付されたチャリティーソングでもあります。「Young Bloods」にはこんな歌詞が出てきます。
「冷たい夜にさようなら、一人きりの夜にさようなら」
この歌詞に込められている前向きなメッセージはみんなが協力して復興を目指す今にピッタリだと思いました。そして「つながること」がテーマである僕たちDENSHI JISIONにも。
奇しくも今年は国際青年年なのだそうです。2010年8月からの1年間を1985年の(第1次)国際青年年の25周年記念として設定されました。
今回のテーマは「対話と相互理解」。
最近のニュースを見ていると「対話と相互理解」の必要をつくづく感じます。「対話と相互理解」をしてみんなが「つながること」で復興ができるのではないかと希望を込めてこの曲をカバーしました。被災地の若い人やオリジナルを聴いて育った30~40代の方達が聴いて、この曲の持つパワーを受け取ってもらいたい。そして、前を向いて進んで欲しいです。
DENSHI JISION
ヨシダシゲル (Vocal/Guitar/ Programming)
GAPPY(Synthesizer/Percussion)
マジメ君(Synthesizer)
ボンバーマン(Bass)
サーヤ(VJ/Chorus/Percussion)
geng-chang(Drums)
オフィシャルサイト
http://denshi-jision.info/