沖縄出身・在住の新人バンド７!!（セブンウップス）が、先週9月1日、2日にインドネシア・ジャカルタにて行われたアニメフェス「Anime Festival Asia Indonesia 2012」（以下AFA）に出演した。
 
AFAは今年で5周年を迎える東南アジア最大のアニメフェスティバルで、世界中から多くのアニメ・アニソンファンが集まり、昨年は3日間で約8万人の来場者数を記録。コスプレイヤーも多く集まり、コスプレ大会やトークショー、新作アニメの展示から、アニメ関連グッズの販売、メイドカフェ、執事カフェ、日本の整髪料や食べ物のブースなど様々な出展社が集まった。最大のハイライトは、アニメの主題歌を歌うアーティストによるライブパフォーマンスで、ライブ会場が毎回ソールドアウトになるほどの人気である。
 
今回、初のインドネシア開催となったAFA。イベント前日に行われた記者会見では、50以上の地元メディアが駆け付け熱心に質問を投げかけた。紹介ビデオで流れるアニソンに合わせて歌う記者も多くみられ、会見の最後に水木一郎による「ゼーーーーット！」の掛け声で出演者全員が「Zポーズ」を決めると記者からは大歓声が起こり、早くもライブ会場さながらの熱気だった。
 
いよいよイベント当日。以前より開催を熱望していた地元のファンで会場のJIEXPO前には朝から長蛇の列ができており、開場後も入場規制がかかるほどの盛況っぷりだ。

７!!は夜のライブに先駆けて、当日ライブ出演するアーティストが一同に登壇するトークショーに出演し、インドネシア語、英語、日本語を織り交ぜた挨拶をすると会場からは歓声が起こった。

さらに、ライブ前にも関わらず、開場間もないううちに限定100枚で販売した７!!のCDは即完売。その後購入者向けに行われたサイン会では、メンバーの名前を叫ぶファンや、「『虹色（新譜のカップリング曲）』は今日ライブでやりますか？」と質問されるなど、初めて訪れた国とは思えないほど７!!のことをよく知っていた。
 
そしてライブ本番、開演1時間前から会場は3000人以上の観客がぎっしり詰めかけ、日本のアニソンライブさながらの色とりどりのサイリウムがうごめいている。トップバッターの水木一郎が終わり、
最高潮の盛り上がりのなか７!!が登場すると、大きな歓声と共に早くも「NANAE—!」「MAIKO—!」とメンバーの名前を叫ぶ声があちこちから聞こえてくる。

ほとんどの曲を知らないはずなのに、会場は終始大盛り上がりで、口ずさんでいるファンも多くみられ、1曲終わるごとに大歓声が巻き起こる。

ドラムのMAIKOが沖縄弁で自己紹介をし、せーの！と促すと、会場中が「めんそーれ！」と応えるシーンもあった。まさに、音楽が、日本のポップカルチャーが国境を越えた瞬間だ。

ラスト2曲で披露したアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」オープニングテーマであった「ラヴァーズ」と、アニメ「君と僕。」のテーマソングであった「バイバイ」ではさらなる大歓声＆大合唱が起き、本編が終わって挨拶をすると、メンバーの退場を惜しむように拍手が鳴りやまなかった。
 
７!!は最新シングル「スウィート・ドライヴ」を含む、既発曲を含めた全てのシングルが、iTunes、Amazonにて世界19カ国にて配信リリース中。今まで７!!の楽曲が欲しくても買えなかったファンにとっても朗報だ。
 

７!!　世界19ヶ国にて配信リリース中！
8月21日（火）より各国順次発売
対象楽曲：「スウィート・ドライヴ」「バイバイ」「ラヴァーズ」「フォーリン・ラヴ」のカップリング曲、インストゥルメンタル曲を含む全ての楽曲
販売地域：
【iTunes】
アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、カナダ、アメリカ、フィンランド、スウェーデン、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド
【Amazon】※mp3配信販売サービスを実施している以下の国
アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、スイス
 

 
■ ７!!オフィシャルサイト
http://7oops.com/