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KREVA、「908 FESTIVAL」で観客13000人と大合唱!

2012.09.10 KREVA

908FES_A20120910180037.jpg毎年、9月08日を『クレバ(908)の日』とし、作品リリースやライヴなどを行ってきたKREVAが、ついに自身主催のお祭り『908 FESTIVAL』を開催!

まさに“クレバ祭り”と言わしめるステージの演出に加え、会場では衣装や思い出の品々を展示した『KREVA ミュージアム』、メッセージを自由に書き込めるボードの設置、CD購入者対象のプレゼント抽選会など楽しいアトラクションが多数用意され、会場となったさいたまスーパーアリーナは開場前から大盛況の一日となった。

開場時間となり、場内に観客が集まりつつある中、ステージ上でDJプレイを行っていたのは、なんとdj 908+熊井吾郎!Perfume「ポイント」の“勝手にリミックス”や、KREVAの作品である『OASYS』収録曲のリミックスなども披露され、終始聴き処が満載。

そして、いよいよライヴの時間へ。KREVA作のSEが雄々しく鳴り響き、ステージを覆う紗幕に浮かび上がった『908 FESTIVAL』の文字。開演を告げるカウントダウンを経て、降りた幕の向こう側に現れた光景は壮観だった。KEN THE 390、LB(LBとOtowa)、HI-SO、KLOOZ、サイプレス上野、KREVA……若手を含む6人のラッパーがズラリと並び、1曲目 「PROPS」がスタート。キレの良いラップが次々交わされる様を目の当たりにし、観客は瞬く間に心を奪われていた。

そして、「マカー GB-mix feat. AKLO, L-VOCAL(BETTER HALVES)」、「ハヒヘホ feat. SHINGO☆西成」、「挑め feat. MCU & LITTLE」、「I REP feat. DABO, ANARCHY, KREVA」(この3人が揃うのは特にレア)……強力なパフォーマンスが立て続けに披露された。どれもこれもが滅多に聴けない曲ばかりだった上、ラッパー各々の個性溢れるラップが炸裂していたのも刺激的。自身のスキルとセンスを結集してビートに挑み、ワクワク出来るサウンドを生み出す「ラップ」という表現の面白さ、「ヒップホップ」というカルチャーの奥深さを強烈に実感するひと時となった。

以降、ライヴは「MAIN STAGE」と、アリーナ後方の「SECOND STAGE」を使い、ノンストップで進行した。雅-MIYAVI-(「DAY 1」の曲中でKREVAが合流。「STRONG」での2人の共演は、果たし合いのような壮絶さであった)、SONOMI、AKLO、サイプレス上野、 KEN THE 390のライヴが2つのステージで展開。また、~全員座ってみましょう~というコーナーでは、昨年、KREVAが音楽監督を務め、特別出演した音楽劇『最高はひとつじゃない』のダイジェスト映像が上映された。この舞台の1シーンで披露された「中盤戦 feat. Mummy-D」は映像ではなく、KREVAとMummy-Dの生共演!高速ラップを交えた2人のパフォーマンスが、実にスリリングであった。

KREVAのライヴはまだまだ続く。終盤に向けて2つのスタイルを披露してみせた。まず、ステージに登場したのは、9月6日のビルボード大阪で初お披露目された生バンド『KREVA Band』。「そろそろみんなの時間が来てもいんじゃないの?みんなと一緒に曲を作りましょうよ」とKREVAが呼びかけ、観客の手拍子も加わりつつ演奏された「ビコーズ」は、会場に集まった1万3千人との壮大で素敵なセッションとなった。そして、お馴染みの編成であるKREVAと熊井吾郎によるライヴが、『908 FESTIVAL』の大トリを飾る。

「あの歌を何の練習もなしに爆発させたいんだ!」という言葉と共にスタートした1曲目「OH YEAH」で一気に高まった会場の熱気。ライヴの中盤ではKREVAがボコーダーを操り、KEN THE 390 & AKLOと共演した「No More Mr. NiceGuy」が観客を沸かせた。また、「くればいいのに」では、スペシャルゲスト、そう三浦大知が登場!別のイベントへの出演のために当日は神戸にいた彼であったが、会場に駆けつけるサプライズ演出で「蜃気楼 feat. 三浦大知」と「Your Love feat. KREVA」を披露すると、観客は大興奮。「今日が新たなスタートになればいいなと思う。そのためにも、俺が強くならなきゃいけない。今年はいろんなフェスに出たけど、この曲はどこでも強かった。ここから始まって、もっとでかく……いや、もっと高いところに行けるように、みんなで歌ってくれよ」という言葉を添えた「Na Na Na」は、1万3千人の歌声が会場全体を揺らした。そして、「KILA KILA」「基準」で本編は大喝采のうちに締め括られたのであった。

アンコールは、SECOND STAGEにKREVAが登場。「1人1人がキャプテンのつもりで、思いっきり沸かせてくれよ。みんなが会場のキャプテン。出来るよな?」という言葉を受け、観客は「C’mon, Let’s go」を全力で盛り上げた。曲の終盤に差し掛かると、KREVAはMAIN STAGEへ。大人数のダンサーによるダイナミックなパフォーマンスが繰り広げられる中で力強く歌い上げ、『908 FESTIVAL』はフィナーレを迎えた。

終演後、ステージ上のスクリーンに躍った「アジアツアーに続き、2013年春、全国ツアー決定!」という文字を見て、大喜びの声を上げた観客達。さらに進化したKREVAの姿が示されるツアーとなるだろう。そして、少々気が早いが……『908 FESTIVAL』の第2弾の開催も期待したい。『KREVA Band』のライヴ中に「いつか外でやって、バカでかいフェスにしたいと思います。10万人くらい集まっちゃうような。その時は、今日呼べなかったやつを呼びたいよな」と彼は言っていたが、ぜひ実現して欲しい。


セットリスト

00. dj908+熊井吾郎 DJ
01. PROPS feat. KEN THE 390, LB(LBとOtowa), HI-SO, KLOOZ, サイプレス上野
02. マカー GB-mix feat. AKLO, L-VOKAL (BETTER HALVES)
03. ハヒヘホ feat. SHINGO☆西成
04. 挑め feat. MCU, LITTLE
05. I REP feat. DABO, ANARCHY, KREVA

SONOMI
01. SUMMER
02. 何とかなる

雅-MIYAVI-
01. WHAT'S MY NAME?
02. DAY 1 with KREVA
03. STRONG

AKLO
01. RED PILL
02. YOUR LANE feat. 鋼田テフロン

全員座ってみましょうコーナー
01. 中盤戦 feat. Mummy-D

サイプレス上野
01. よっしゃっしゃす〆~サ上とロ吉~バウンス祭り~ちゅうぶらりん
02. HIP HOP体操~MUSIC EXPRESS

KREVA Band
01. パーティはIZUKO?
02. 瞬間speechless
03. 音色
04. ひとりじゃないのよ feat. SONOMI
05. NO NO NO feat. SONOMI

KEN THE 390
01. DREAM BOY
02. Lego!! Feat. KLOOZ

KREVA
01. OH YEAH
02. Have a nice day!
03. 成功
04. No More Mr.NiceGuy feat. KEN THE 390, AKLO
05. くればいいのに
06. 蜃気楼 feat. 三浦大知
07. Your Love feat. KREVA / 三浦大知
08. Na Na Na
09. KILA KILA
10. 基準
<アンコール>
11. C'mon, Let's go


■ オフィシャルHP
http://www.kreva.biz/

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  • 908FES_PROPS20120910180241.jpg

リリース情報

KREVA「Na Na Na」
2012年9月5日(水)発売
PONY CANYON

初回限定盤
¥1,800(税込) PCCA-03649 [CD+DVD]

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通常盤
¥1,200(税込) PCCA-03650 [CD only]

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