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くるり、6年目を迎えた主催の音楽フェス「京都音楽博覧会」無事終了!

2012.09.22 くるり

zenkei20120922210428.jpg京都出身のロックバンド・くるりが、地元京都で5周年を迎える主催フェス「京都音楽博覧会2012 in梅小路公園」を開催した。

毎年恒例のくるりによる開催宣言終了後、トップを飾るのは、木村カエラ。バックバンドをつとめるのはなんとくるり!

パーカッションにbobo、キーボードに堀江博久をサポートにむかえスペシャルセッションで、大ヒット曲「リルラリルハ」を披露。2曲目は「くるり鶏びゅーと」でもカヴァーしたくるりの名曲「言葉はさんかく こころは四角」、続くMCでは「世界で一番好きな曲です」と紹介し、くるりの「奇跡」をカヴァー。観客の大歓声を受ける。ラストの「Butterfly」で会場をピースフルな空気に包んだ。

2番手で登場したのはくるりより吉田省念!新企画「ヒトリジャンボリー」のスタート。

くるり加入前から「吉田省念と三日月スープ」でも京都の音楽シーンを盛り上げてきただけに、淡々としたなかに、温かみのある、独自の世界観で会場をつつむ。くるりのニューアルバムでもリードヴォーカルをとる「dog」、自身のオリジナル「青い空」を披露し、ヒトリジャンボリートップをかざった。

続く出演は雅-MIYAVI-。

1曲目に選んだのは代表曲の一つ、「WHAT’S MY NAME」。2曲目「DAY 1」の途中くるりでもおなじみのドラマー・boboを呼び込み、アルバム「SAMURAI SESSIONS」にも収録された「GANRYU」を披露。ラストの「STRONG」では観客とのコール&レスポンスで会場は一気に盛り上がる。

弾き語りスタイルながら、その圧倒的なパフォーマンスはまさに「サムライ・ギタリスト」。世界基準のパフォーマンスを見せた。

大きな歓声の中、登場したのはandymoriから小山田壮平。

2年前の京都音博にもandymoriとして出演したが、弾き語りとしてはもちろん始めての出演。andymori でもサポートとして、ライブに参加することもあるくるりのファンファンを呼び込み、くるりの「ハイウェイ」をカヴァーし、大きな盛り上がりを見せる。ラストは名曲「1984」を歌い上げ、大歓声を浴びた。

インターバルをはさんで登場した岸田繁(くるり)。

バンドとは一味違うアレンジでの「ばらの花」でゆったりとした演奏を始める。「熱いんで熱中症に注意してくださいね。」などMCをはさみながら全体的にゆるいイメージで淡々とパフォーマンス。ニューアルバム収録の「沈丁花」、ラストは「デルタ」を披露。

音博初登場となる高橋優。

「高橋優です、宜しくお願いします!緊張してます!!」という初々しいMCから1曲目「現実という名の怪物と戦う者たち」でスタート。途中のMCでは「恐れ多くも岸田さんと同じ“めがね男子”ということで・・・。一生懸命歌わせていただきます!!」と観客をMCでも沸かせながら、圧倒的な歌唱力とその詩世界で観客を巻き込んでいった。

続いては山口洋(ヒートウェイヴ)いうまでもなく、日本のロック史上における重要アーティスト。

圧倒的な存在感と、余裕のライブで盛り上げる。歌詞のところどころにアドリブをいれ、観客をまきこんでいった。ラストに演奏した「満月の夕」で大きな喝采を受けた。

少し日が和らいできた午後15時すぎ、ホリエアツシは自身のソロユニット「ent」ではなく、ホリエ名義での弾き語りで登場。

ストレイテナー/ent名義の楽曲を織り交ぜたセットリスト。ストレイテナーのツアータイトルにもなっている「BRAD NEW EVERYTHING」をこのイベントで初披露した。

大きな歓声の中、登場した後藤正文(AGAIN KUNG-FU GENERATION)。

「ソラニン」「ループ&ループ」とヒット曲を立て続けに演奏し、大きな盛り上がりを見せる。「3.11以降初めて書いた曲」というMCを受けて「夜を越えて」を披露。続くMCでは「巷にはびこる不仲説を一蹴するためにやってきました(笑)」と岸田繁を呼び込んで、中盤のハイライトともいえるセッションがスタート!「Al right part2」そして、「(小山田&ファンファンと)かぶってるけど(笑)」といいながらラストにハイウェイをセッション。大きな盛り上がりを見せた。

今回の音博で唯一の海外からの参加となったのはメンバーも待望したJAMES IHA。

いうまでもなく、SMASHING PUMPUKINSの元メンバーでもあり、岸田、佐藤からも圧倒的なリスペクトとラブコールを出しての参戦。

JAMES IHAを敬愛する、くるり佐藤征史がアーティスト紹介し、「僕の青春時代の憧れでした!」と呼び込み。ソロアルバムからの楽曲を、サポートギターを加えたシンプルな編成でパフォーマンス。ラストは「ROCKN ROLL SUICIDE」を演奏し、ライブが終了。

3度目の音博登場となる細野晴臣。

過去2回はアコースティックギターをメインにしたパフォーマンスだったが、今回はギターに高田漣、ドラムに伊藤大地、そしてベース&ヴォーカルを細野晴臣という音博が初披露という、スペシャルなバンドセットで登場。後半に「radio activity」、YMOの「granted grey」をパフォーマンスし、会場は大いに沸いた。

日も傾きかけた梅小路公園に、ついにトリのくるりが登場!

サポートメンバーにはおなじみのboboに加え、キーボードに堀江博久、ユーフォニウムで権藤知彦が参加。6回目を迎えるこのイベントと、来てくれているお客さんにむけ、1曲目の「everbody feels the same」から熱いパフォーマンスを展開する。ニューアルバム「坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)」の楽曲を中心に全11曲を演奏、新たにアコースティックアレンジをほどこした演奏で大きな盛り上がりに。

岸田が「あと100年続けたいです!」とMCすると大きな拍手に包まれた。

アンコールでは今日出演してくれた木村カエラ、雅-MIYAVI-、小山田壮平、山口洋、ホリエアツシ、後藤正文、細野晴臣を向かえ、「リバー」をセッション。鳴り止まない歓声と拍手の中、6年目の京都音楽博覧会は幕を閉じた。


京都音楽博覧会2012セットリスト

木村カエラ w/くるり、堀江博久、bobo
1.リルラリルハ
2.言葉はさんかく こころは四角
3.奇跡
4.Butterfly

吉田省念
1.dog
2.青い空

雅-MIYAVI-
1.WHAT’S MY NAME?
2.DAY 1
3.GANRYU   w/ bobo
4.STRONG   w/ bobo

小山田壮平(andymori)
1.teen’s
2.ハイウェイ w/fanfan
3.1984 w/fanfan

岸田繁
1.ばらの花
2.沈丁花
3.デルタ

高橋優
1.現実という名の怪物と戦う者たち
2.卒業
3.福笑い

山口洋(ヒートウェイヴ)
1.君を連れてゆく
2.トーキョーシティーヒエラルキー
3.満月の夕

ホリエアツシ(STRAIGHTENER/ent)
1.シンクロ
2.Water Screen
3.BRAND NEW EVERYTHING
4.ROCK STEADY

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
1.ソラニン
2.ループ&ループ
3.夜を越えて
4.All right part2 w/岸田繁
5.ハイウェイ w/岸田繁

JAMES IHA
1.MAKE BELIEVE
2.BE STRONG NOW
3.GEMINI
4.TO WHO KNOWS WHERE
5.SPEED OF LOVE
6.ROCKN ROLL SUICIDE

細野晴臣
1.my bank account is gone
2.lazy bone
3.house of blue light
4.dessert blues
5.radio activity
6.granted grey
7.pom pom joki

くるり
1.everybody feels the same
2.chili pepper japones
3.Race
4.虹
5.惑星づくり
6.soma
7.のぞみ1号
8.キャメル
9.crab, reactor, future
10.glory days
EN.リバー

カメラマンクレジット:久保憲司


■ 京都音博サイト
http://www.kyotoonpaku.net/

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