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BABYMETAL、ZEPP TOKYOワンマンで2500人が終焉と再生のストーリーに熱狂!

2013.02.01 BABYMETAL

DSC529320130201222032.jpg2月1日にBABYMETALがZEPP TOKYOでワンマンライブを行い、メタルレジスタンスの“最後の聖戦”を終え、新たなストーリーが始まり復活して活動することが分かった。

1月21日付のオリコンシングルウィークリーチャートで、デビューシングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が初登場6位にランクインした、メタルダンスユニット・BABYMETALがワンマンライブ『I、D、Z~LEGEND”Z”』をZEPP TOKYOで行った。昨年から開催しているワンマンライブ「LEGEND」シリーズ3部作の最終章で、1回目の渋谷O-EAST、2回目の赤坂BLITZはいずれもチケットが即完売。本公演も先行予約の時点で予定枚数の約3倍の応募があり、チケット一般発売日には即完売となっていた。

それには理由があった。BABYMETALは2010年に成長期限定ユニット『さくら学院』の派生グループ(「重音部」というクラブ活動ユニット)として「アイドルとメタルの融合」というコンセプトのもと結成され、国内外で高い評価を得るとともに、2012年にはSUMMER SONICやAnime Festival Asia Singaporeなどのフェスへの出演も果たし、活動の場を広げてきた。そんな中メジャーデビューシングルがウィークリーチャート初登場6位という快挙を果たすも、ボーカルのSU-METALが2013年3月をもって中学校卒業と同時に『さくら学院』を卒業するため、その卒業とともにBABYMETALもメンバーチェンジか、解散か、それとも継続か、というのがファンの間では最大の関心事となっていたのだ。

会場内には入場時から激しいメタルサウンドが流れ、アイドルファン、メタラー、バンギャ、サブカル、コスプレ、と様々な客層が入り乱れる満員のZEPP TOKYOは、BABYMETALならではのカオスな空間に包まれていた。定刻を過ぎたところでいよいよLEGENDシリーズ“最後の聖戦”の幕が開く。ステージ上には「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のプロモーションビデオにも登場した洞窟風の二階建てセットが登場。

あの「風の谷」のSEにのって映像がスタートし、前回LEGEND”D”で繰り広げられたSU-METALの「紅の7日間」のストーリーが回想される。「聖なる炎に包まれた女神が II(ふたた)び蘇る!」と告げられると、壮大なサウンドをバックに、まるで地底から蘇ったかのように十字架に架けられたSU-METALが二階建てステージの下から登場。圧巻の登場シーンにファンのボルテージは一気に上がり、間髪入れずに1曲目の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」に突入。「イジメ!ダメ!」のBABYMETALとファンとのコールアンドレスポンスで早くも会場はひとつになる。

MCを挟まず立て続けて「いいね!」「君とアニメが見たい」を演奏し、再び映像がスタート。YUIMETALとMOAMETALのコンビによるBALCK BABYMETALの「おねだり大作戦」では「ちょーだい!ちょーだい!」のおねだりコールが巻き起こり、SU-METALのソロ曲(タイトル未定)は様式美系メロディックスピードメタルサウンドにのせて、SU-METALと同じ姿をしたもうひとりのSU-METALが登場し、自分自身との戦いを描いたバトルアクションを展開。続いてダブステップとメタルサウンドが合体した「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」ではキレッキレのダンスパフォーマンスを披露、新曲「Catch me if you can」ではBABYMETALと鬼に扮したファンとの間で「鬼ごっこ」の掛け合いで会場はさらにヒートアップ。ラストはデビュー曲「ド・キ・ド・キ☆モーニング」で本篇を締めくくった。

アンコールでは再び映像が登場し、BABYMETALの残り時間を示すカウントダウンが始まる。「いよいよ聖なる戦いの最終章が始まる」というアナウンスと、メタルの神・キツネ様がBABYMETALに更なるパワーをあたえるため降臨させたというギターの神、ベースの神、ドラムの神による爆音メタル生バンドが登場。いよいよ最後の曲「ヘドバンギャー!!」がスタートすると会場は一気にヘドバンの嵐に!!土下座ヘドバンも飛び出しライブの盛り上がりは最高潮を迎えた。エンディングではSU-METALが最後の力を振り絞ってドラを叩き、倒れたところでステージ上に幕が降りた。幕には数字の「0」になったカウンターと壊れかけたBABYMETALのロゴが映し出され、BABYMETALの終焉を告げた。

鳴り止まない歓声、終わることを知らないアンコールが続き、「BABYMETAL!BABYMETAL!」と復活を求める声がどんどんと大きくなっていく。その瞬間、心臓が再び動き出す音が鳴り、「We are」と囁く声が聞こえ、観客は「BABYMETAL!!」と叫ぶ。BABYMETALの復活を祈る声はやがてメタルの神・キツネ様に届き、「0」になったカウンターが再び動き出し、壊れかけたBABYMETALのロゴが再生しBABYMETALが復活を遂げる。爆音の生バンドが奏でる「BABYMETAL DEATH」で復活の序章が始まり、幕が振り落とされるとそこには真っ白な衣装に身を包んだ、まさに生まれ変わった新生BABYMETALが登場。フロアはモッシュの嵐となりまさにカオス!!

続けて「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を生バンドで演奏し、今日一番のクライマックスをむかえたLEGEND”Z”は幕を閉じた。

そしてスクリーンには再び映像が映し出され、「ZEROから始まる誕生と、ZEROへと向かう終焉の物語」というストーリーが始まり、終焉のX-DAYを暗示するかのように謎のカウンターが動き出した。その期限は今回は明らかにされなかったが、”世直し”のために活動を継続させることが決定しファンにとっても今後の展開が大いに気になるところだろう。

そして早くも次のワンマンライブを6月30日(日)NHKホールにて開催することが発表され、新たな使命を請け負った彼女たちのその動向はやはり気になるところ。次は何を”世直し”するのだろうか?!

カメラマンクレジット:Taku Fujii


■ BABYMETAL WEB SITE
http://www.babymetal.jp

フォトギャラリー

リリース情報

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
発売中
TFCC-89407 / ¥1,200 (tax in)
1. イジメ、ダメ、ゼッタイ
2. Catch me if you can
3. イジメ、ダメ、ゼッタイ(Air Vocal ver.)
4. Catch me if you can (Air Vocal ver.)

LIVE情報

BABYMETAL ワンマンライブ
2013年5月10日 大阪・BIG CAT
2013年5月17日、18日 東京・ZEPP Diver City

Interview

Live Report

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