twitter twitter
doa『RIDE ON』インタビュー Page1


1月23日にNEW ALBUM『RIDE ON』をリリースする3ピース・ヴォーカルバンド、doa。昨年12月、都内某所にてUSTREAMとアメーバーピグでのインタビューの模様を生中継した。 そしてインタビューに答えてくれたのはdoaのリーダーでありBa.Voの徳永暁人。約2年5ヶ月ぶりとなる待望のアルバムについて、またそこに綴られた歌詞からひも解く恋愛観など、中継を観てくれた人達からのTwitter質問なども交えつつ、生中継ならではの爆笑トークが満載! そして中継後の感想や放送中には聞けなかったことなどもふまえた内容を編集し、mFoundでも掲載!!


ー 本日は、1月23日に、2年5ヶ月ぶりとなる待望のNEWアルバム『RIDE ON』をリリースするdoaのリーダーの徳永暁人さんに来ていただきました!!

徳永暁人ですー!!!遂に始まってしまいました(笑)。これは初企画なんですよね。


ー 徳永さんもUSTREAMなどの中継は初めてですか?

初めてですね。テレビともまた違うし、しかもインタビューをそのまま垂れ流すという(笑)。


ー ダダ漏れ!!

ですよね(笑)。こういうことは今迄なかったです。でも何か、取り調べ室みたいですよね(笑)


ー「カツ丼食うか?」みたいな(笑)。

そうそう!やっぱりカツ丼でしょう!

<一同爆笑>


ー ここで簡単にdoaさんの紹介をしたいと思います。2004年7月に「火ノ鳥のように」でメジャーデビュー。メンバーはリーダーであり、 Vo./B徳永暁人さん、 Vo./G大田紳一郎さん、Vo吉本大樹さんから構成される3ピース・ヴォーカルバンド。3人ともヴォーカルを担当なんですよね。

はい。元々全員が歌えるバンドを組みたかったんです。最初吉本に出会って、始めたんですが二人ではハーモニーが足りない。それでもっとハイパートが出せる人を探していたら、当時B’zさんのサポートをしていた大田さんに出会い、声をかけて三人組になりました。


ー 今お話がありましたが、大田さんは過去、B'zさんや稲葉浩志さんのソロ、ZARDさんなどのサポートギターとコーラスを担当。徳永さんも同じく、過去にはB'zさんのサポートベーシストやアレンジャー、ZARDさんや倉木麻衣さん等の作曲や編曲も担当。また、doaの活動以外にも音楽家として映画やTV、ゲーム音楽を担当されたりしているんですよね。

doaを結成するのが30歳頃で、それ以前はずっと裏方の仕事をやってきて、ドラマやアニメのBGMも作ったり、他のアーティストさんへの楽曲提供をしていました。そこからdoaを結成して今に至ります。


ー 徳永さんと大田さんは音楽の多才な面をみせていますが、Vo担当の吉本さんだけは音楽とはまた違うプロフィールをお持ちだとか。

うち、レーサーがいるんですよ(笑)でも僕、吉本君と知り合った頃は彼がレーサーだということを正直、あまり知らなかったんです。吉本君は歌が好きで、オーストラリアにいたこともあったから英詞が歌えると聞いていたので、それならっていうことで洋楽のカヴァーをやったらいい感じだったんです。それで一緒にやろうかということになって。でも週末になるとサーキットに行くんですよ。「すみません、来週は鈴鹿があって…。」って。だから「あぁ、レースね。で、観に行くの?」みたいな(笑)。でも本当は出場していて、後から知ったんですがその世界では本当に凄く活躍していたんです。今も現役でGTとかに乗っています。


ー 徳永さんや大田さんは、吉本さんのレースを観に行かれたりはするんですか?

行きます。年に一度位ですが。


ー 音楽というステージ以外での吉本さんはどういう感じですか?

吉本君、コワいです(笑)。勿論音楽をやっている時はそんなにコワイ奴じゃないんですよ。でも勝負の世界に行くと、本人も言っていますがスイッチが変わっちゃうみたいで、あんまり喋らないですし、近寄るなオーラが出ていますね。僕らもメンバーだけど、声をかけづらい。大田さんと二人でただじーっと観ている感じです。でも面白いですよ。僕らは彼のことをレーサーとしては見ていませんから。あくまでもミュージシャンとして見ているので、例えばレコーディングの前日とかにすごいレースをしてきて脱水症状で倒れそうになっている時でも、次の日スタジオに来たら普通に「はい、歌って!」って(笑)。


ー 容赦ないですね(笑)

そう(笑)。僕らも吉本君が他のことをやっているからといって、それを色眼鏡では見たくないんです。レーサーだから凄いというわけではないですし、他の仕事をしながらバンドをやっていても一緒。やりたいことをやるんだったら、(バンド活動も)ちゃんとやろうという、メンバー間の暗黙の了解みたいなものはあります。


ー では、改めて2年5ヶ月ぶりとなる待望のNEWアルバム『RIDE ON』についてお伺いしたいと思います。疾走感とグルーヴ感に溢れていて、これぞdoa!というウエストコーストロックなテイストで、いい意味で男臭い作品だと感じました。

ありがとうございます!!


ー アルバムのコンセプトを教えていただけますか?

今回は大人のドライブアルバムです。車や何か乗り物に乗った時に聴きたくなるようなCD。自分自身も好きなんですよ。例えば電車に乗っている時に聴きたくなるような音楽を買うことが多いので、自分達もそういう作品を作りたかったというイメージは何となく最初にあったんです。僕もバイクに乗るし吉本もレーサーなので、乗り物というのは頭にすぐ浮かんできました。大田さんはママチャリですけどね(笑)


ー ママチャリ!

でも、なかなか乗っている姿を見せてくれないんです(笑)


ー あははは!

あと最初にタイトルを『RIDE ON』って決めちゃったんですよ、僕が。三人集まった時に「次のアルバムのタイトル、『RIDE ON』にするから!」って僕がいきなり言ったものだから、二人とも「はぁ…。」みたいなあっけに取られたリアクションになってて(笑)。


ー そうなりますよね(笑)

でも、そこからイメージして作ったのが、このアルバムのタイトル曲でもある “RIDE  ON”なんです。


ー 収録曲は昨年3月にリリースしたシングル『Now and Forever』と配信シングル『シュガー トレイン』『まわり道』『We are one』の3曲の他に、新曲9曲を加えた全13曲。『Now and Forever』は3月16日、つまり震災直後のリリースだったんですね。

そうなんです。ライブツアーの初旬の頃で、震災の日もリハーサル中だったんですが、3月19日に開催される予定だった九段会館も被災した為にツアー自体が延期になったんです。震災直後のリリースということもあり、やはり僕らが何か出来るのは音楽を届けることだということで、この作品は想い出深い曲になりました。


ー 震災を経てその後、配信シングル『We are one』という楽曲をチャリティーソングとして無料配信したんですよね。

震災を受け、何も考えていない日本人はいなかったと思うんですが、僕らも皆さんと同じだったんです。「どうしよう。何が出来るんだろう。僕らの仕事って一体何だったんだろう?音楽なんてやってる場合じゃないよ!」って。でもそういう中で、もう一度三人集まった時に、「やっぱり自分達は音楽で繋がっているよね。それなら何かやろう!」という気持ちになり生まれた曲が、“We are one”でした。普段仲良くしているミュージシャンの人達がノーギャラで集まってくれて、色々な音を入れてくれたり、コーラスしてくれたり。この曲は最初から無料配信したかったので、一切予算かけずに家でやってくれたり、僕らの歌も事務所の一室で色々なスタッフの人も協力してくれながら録音したんです。だから延期したライブでもお客さんみんなで合唱出来たので、それが一番良かったと思います。


ー 特に一番届けたかった想いというのはどういうところですか?

今回のアルバムでも同じなんですが、「みんな一人じゃねぇぞ!」ということです。震災以外にも、世の中色々なことがある中、最近特によく考えるのが、誰かが必ずいて決して独りではないということ。


ー 今、孤独を感じるがゆえの歪んだ犯罪というのが特に多いと思うんですが、そういうことも含め、独りじゃないと思うことは大切かもしれませんね。

そう。でもそうは言ってもやっぱり人間は独りだと思ってしまうんですよね。僕もそうです。作曲をしていてもすごく孤独感がありますし、それ以外でも孤独というのはつきまとってくる。でも、だからこそ人間って例えば一緒に歌を歌ったり演奏したりライブをやったりするんだろうし、学校や会社という社会があるんじゃないかな。本当に独りでいいのなら、山の中で一人一人生きていればいいんだし。そういう意味では例えばラブソング。


ー ラブソング?

ラブソングって軽く考えたりするかもしれないけど、震災後に婚姻率が上がったじゃないですか。


ー はい。

人間として大切なものは何なんだろうってふと気がついたり、独りではないということにベクトルがいったと思うんです。そういう意味では、今作はラブソングが多いんですが、誰かがいて自分がいる相対関係が僕らなりに音楽に出てきているんではないかと思います。


 

リリース情報

NEW ALBUM

『RIDE ON』

2013年1月23日(水)
発売

doa_rideon_j.jpg

価格:¥3,059 (TAX in)

品番:GZCA-5249

LIVE情報

doa LIVE Tour 2013 -RIDE ON-


2月2日(土)東京/新宿BLAZE
OPEN 17:30/START 18:00
・ローソンチケット Lコード:73085
・チケットぴあ Pコード:188-460
・イープラス
(問)ディスクガレージ:050-5533-0888

2月3日(日)宮城/仙台CLUB JUNK BOX
OPEN 16:30/START 17:00
・ローソンチケット Lコード:29304
・チケットぴあ Pコード:189-637
・キョードー東北
(問)キョードー東北:022-217-7788

2月9日(土)大阪/umeda AKASO
OPEN 17:30/START 18:00
・ローソンチケット Lコード:54438
・チケットぴあ Pコード:187-785
・イープラス
(問)サウンドクリエーター:06-6357-4400

2月14日(木)福岡/DRUM Be-1
OPEN 18:30/START 19:00
・ローソンチケット Lコード:83113
・チケットぴあ Pコード:187-817
(問)BEA:092-712-4221

2月16日(土)愛知/名古屋Electric Lady Land
OPEN 17:30/START 18:00
・ローソンチケット Lコード:46229
・チケットぴあ Pコード:188-426
・TANK! the WEB
(問)サンデーフォークプロモーション:052-320-9100

■ チケット料金:5,500円(税込・ドリンク代別)/オールスタンディング・入場整理番号付

※開場・開演時間は変更となる場合がございます。
※各公演6歳未満の方のご入場はできません。

Interview

Live Report

Blog

ページの先頭へ

ホーム | プレスリリース | プライバシーポリシー | 広告に関しまして | お問い合わせ

  • facebook
  • ツイッター