ー お二人はヘタレターな方ですか?それとも実は結構積極的に行く方?
タツヒロ:僕はどうかな。この歌詞にあるようなヘタレではないかも。ちゃんと気持ちを伝える方かもしれません。
ー おー。
コウスケ:くくくくく(笑)
ー 隣で色々知ってそうなコウスケさんが意味ありげな笑いを(笑)。
タツヒロ:まぁまぁ、確かにこの人は色々知っていますからね(笑)。
ー ではコウスケさんは?
コウスケ:どちらかというと、僕がこの“ヘタレター”の歌詞に合っているかもしれない。
タツヒロ:確かにこれはコウスケだな。
ー イメージが全然違う(笑)。
コウスケ:でしょ。僕、友達は本当に多いんです。男友達も女友達も。でも、例えば女友達に対して、「この子いいな。もしかしたら相手も自分のことを好きなのかな。」と思っても、ずっと友達から発展しないタイプ。
ー そうなんですか。
コウスケ:もしくは逆に、何の予兆もなく突然「好き!」って言って相手に驚かれておしまいみたいな感じ。
ー では恋愛以外で「自分ってヘタレだなぁ」と思うことは?
コウスケ: 僕は全然ヘタレだと思っていないんです!でも、結果ヘタレな感じになってたり(笑)。
タツヒロ:僕は絶叫マシーンとかが全然駄目なので、そういう面では完璧にヘタレだと思います。観覧車も駄目です。
ー 観覧車も?そういえばエレベーターでは酔わなくなりました?
タツヒロ:最近は大丈夫です!人間って慣れるんですねぇ(笑)。
ー “Sha La 坊ちゃん”ですが、以前 “Sha la おっさん”(『やめられない とまれない/High High High』c/w)という曲がありましたよね。
コウスケ: “Sha la おっさん” の続編です。おっさんも、小学生の時はこういう感じだったのかなという想像や、自分が小学生だった頃を色々思い返して書きました。ただ、僕は小学生時代は本当にひねくれた子どもだったので、その時になりたかった小学生像を描いているかもしれません。例えば好きな子が隣の席になっても「よっしゃー!」とは言わなかったし。
ー わざと何とも思ってないようなそぶりをしてしまうとか?
コウスケ:そうそう。だからある意味、こういう素直な子がいたらいいなという気持ちも入っていると思います。
ー 歌詞に出て来る女の子の名前は奄美大島に実在するスナックの名前だとか。
コウスケ:はい(笑)。 “Sha la おっさん”でも、リリーちゃんとジュリアちゃんが出て来ているので、 今作“Sha La 坊ちゃん”でも、小学生の同級生としてタイムスリップさせました。だから大人と子どもの違いを歌詞で楽しんでもらえると思います。例えば、“Sha la おっさん”の方では「NO ミンギャ NO LIFE」というフレーズが出てきますが、奄美大島の方言で「ミンギャ ミンギャ」は「イチャイチャ」みたいな、ちょっと卑猥な言葉を意味していて、スケベ心を欠かせないというようなことを歌っています。それに対して “Sha La 坊ちゃん”は小学生なので、ミンギャをドゥシ(友達)に置き換え、「NO ドゥシ NO LIFE」と歌っています。
ー サウンド的にはシンプルですが、メロディの組み合わせやテンポ感が気持ち良いですね。
コウスケ:最後の転調部分は “Sha la おっさん”に繋がるコードにしてあるんです。それと常にライヴを意識している部分はあって、みんなが楽しく手拍子をしてくれたらいいなと思いました。
タツヒロ: “Sha la おっさん”の方も、ライヴではめっちゃ盛り上がる曲のひとつなので、その続編としてはやはりライヴで盛り上がったり楽しんだりできる曲にしたいと考えたんです。
ー “正月ベイビー”ですが、まぁタイトルからどういう歌か分かる気もしますが、あえてどういう歌か具体的に教えてもらいましょうか(笑)。
タツヒロ:(笑)。僕は10月生まれなんですが、島で僕らがお世話になっているライヴハウス「アシビ」のスタッフさん達の中にも結構10月生まれの方が多いんです。それで昔からよく「僕らは正月ベイビーだ!」って言っていたのがずっと頭の中に残っていたので、その正月ベイビーをテーマに曲が作れたら面白いんじゃないかと思って作りました。
コウスケ:タツヒロ、詳しくですよ(笑)。
タツヒロ:そうでした…(笑)。自分が10月生まれということはさかのぼると、親がどういう時期に愛を育んだか…。
コウスケ:でも10月生まれの人ってそういうこと思うの?
タツヒロ:いや、自ら考えて思うということはあんまりないけど…あぁ、いや、どうなんだろう。
コウスケ:タツヒロらしいといえば、らしいよね。誰かがどうのこうのということではなく、タツヒロが作りそうな歌。だから10月生まれの人がこの曲を聴いて、「あっ!自分は正月ベイビーなんだ!!」って初めて気づく人多いんじゃないかな。
ー でも…と言ってしまうと歌詞を受け入れていないようですが(勿論そんなことはありません)、サウンドはカッコ良いですよね。
コウスケ:でもって!!!(笑)
ー すみません。「でも」はないですよね(笑)。失礼致しました!!
タツヒロ: いや、大丈夫です(笑)。今回本当に良い音に仕上げてもらいました。
『カサリズム2』
2013年12月4日リリース
初回生産限定盤
ESCL-4134 ~ ESCL-4135 / ¥
3,800(税込)
☆初回生産限定盤
ライブ映像やMusic Videoを収録したDVD付き
通常盤
ESCL-4136
/ ¥3,059(税込)
あなたの笑顔にやめとま感謝祭2013~千秋楽になっちゃうかも?ツアー
12月1日(日)奄美大島 ROAD HOUSE ASIVI(終了)
12月15日(日)宮城 HooK
開場17:30/開演18:00
問い合わせ:GIP 022-222-9999
12月22日(日)福岡 ROOMS
開場17:30/開演18:00
問い合わせ:キョードー西日本 092-714-0159
12月23日(月・祝)鹿児島 CAPARVO HALL
開場17:30/開演18:00
問い合わせ:K&Mコーポレーション 099-223-7710
12月27日(金)東京 shibuya duo MUSIC EXCHANGE
開場18:30/開演19:00
問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999
12月29日(日)愛知 ell FITS ALL
開場17:30/開演18:00
問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
12月30日(月)大阪 umeda AKASO
開場17:30/開演18:00
問い合わせ:キョードー大阪 06-7732-8888
料金:全自由3,500円(税込)別途1ドリンク500円
※奄美大島のみ3,000円(税込)別途1ドリンク500円
※4歳以上有料