twitter twitter
Rake インタビュー Page2


ー 意志の固さを感じます。

当然、周りの意見とのギャップに焦ったりもしましたが僕は自分のペースで、自分の歩幅で進むことを大切にしていきました。だからそんなに若くしてメジャーデビューは出来ませんでしたし時間もかかりましたが、それが僕にとっては良かったと思っています。


ー それこそデビューの頃からRakeさんの取材をさせていただいていて感じるのは、Rakeさんは自分をすごく大切にしているし、だからこそ周りも大切にしている。それが楽曲としても表れている気がします。

あまり流されたくないタイプなんです。でも、それと同時に柔軟でなくてはいけないとも思うんです。これも夢を叶えるために大切なこと。一見すると相反することに感じるかもしれませんが、自分のやっていることを信じながら疑うということがすごく大切だと思います。


ー 疑うということは、具体的にいうとどういうことですか?

自分のやっていることを信じる一方で、「もっと何か取り入れられるんじゃないか、もっと良くなるんじゃないか、これがベストなわけじゃないよな?」って。そうやって自分のやっていることを疑いの目で見るんです。そういうことも必要じゃないですか。自分の音楽を信じてばかりだと視野が狭くなる上に堅物になってしまいそう。だからそれが僕の二大テーマ!


ー きちんと自分をフラットに見ているんですね。

そうでないと自分も音楽も壊れてしまいそうで。でもまぁ、くじけそうな日々でしたけど(笑)。 当時は自分を疑うことの方が多かったし、自分を疑うということは周りにいる仲間も疑うということ。自分を信じていないから他人も信じられない。挙げ句の果てに世の中が信じられないという負のスパイラルに陥ってしまうんです。そうすると出てくる歌詞もある種の強さはあるけれど、それは単に意地になっている狭い強さだと気がついたんです。でも今はこうやって多くの人に支えられていて本当にありがたいです。震災もあったけど、その時もみんなに支えてもらいました。復興は今も続いていますが、ありがたいことに僕は今も歌を歌い続けていられるので、やはり復興の盛り上げ役にはなりたいと思っています。


ー 今回Rakeさんの他にnakaokaanさんとニホンジンさんが作曲で参加。この二人も仙台を拠点に活動されている方達なんですよね。

そうです。彼らは仙台のミュージシャンでありコンポーザーです。『ランナーズ愛』(6th SINGLE)の時もそうでしたが、それこそ三年の活動の中で色々なミュージシャンや才能溢れる方達との出会いがあったので、今回のこの曲では彼らからもアイデアをもらって、曲として完成に至りました。彼らは僕より若いんです。今回参加してくださっているのはプロデューサーの佐橋さん(佐橋佳幸)やドラマーのカースケさん(河村"カースケ"智康)など大ベテランの方ばかりじゃないですか。


ー そうですよね。

大ベテランの方も力をくれているし、彼らのように若いミュージシャン、 コンポーザーもアイデアをくれる。新旧のミュージシャンシップを持った音楽フリーク達が集まってこの作品は生まれました!


ー 今、お話にも出ましたが今作は佐橋佳幸さん(ex.UGUISS,山弦)がプロデュースを担当。

そうです。とにかく懐の深い方なんです。勿論ギターリストとしても一流、アレンジャーとしても一流ですが、プロデューサーとして音、つまり音符を把握するだけではなく、今回参加して下さったミュージシャンを集める能力や、レコーディング当日それぞれのミュージシャンへの気の配り方などがすごいんです。自分のことは出来て当たり前という考えだから、ご自身のことは一番最後にして、みんながのびのび出来る環境を整えてくれる。だからミュージシャンとしては勿論ですが、人として魅力的で男としても格好いいと思える方でした。


ー そういう環境で作られた音というのは、例えばこのエピソードを知らなかったとしても聴く側には何かしらの良いヴァイブスを持ったサウンドとして感じるものがある気がします!

そうかもしれません。音は正直だから。特に佐橋さんとはご飯を食べながら色々なお話をさせていただきました。楽曲そのものにも勿論アプローチしてくださるんですが、まずはその楽曲を作っている人、奏でる人、今回であれば僕Rakeの力や良い部分を引き出すことに重きを置く方なので、Rakeがライヴでギターを弾きながら歌っている姿が見えてくる感じの音やアレンジを意識してくれました。


ー だから…というわけではありませんが今作は本当にRakeさんらしいグルーヴに溢れていると感じました。

イントロのギターフレーズも佐橋さんが「今回、せっかく“小さい頃にギターを手にして”というテーマで曲が始まるわけだし、ギターフリークということもあるんだからRakeのアコギから始まった方がいいよ。」と言ってくれて佐橋さんと二人で考えました。すごく楽しかった!制作中に何回「楽しい」って言ったか分からない位でした(笑)。

(スタッフうなずく)


ー それはRakeさんとしてかなり貴重な経験でしたね。

超貴重!!本当に貴重な経験でした。特に僕は仙台在住なので、東京のスタジオミュージシャンの方と東京のスタジオに入ってレコーディングするという経験がないですし、あるとしても、もっと後だと思っていたんです。それがこんなに早い段階、四年目のスタートで経験させてもらったということがまず嬉しいです。


ー そうですよね。

ミュージシャンになる夢があり、今はミュージシャンとして道を歩かせてもらっている中で、例えばドラマーのカースケさんに対しても、「いつかこの人と一緒にプレイしてみたい。」と願っていました。僕の中での目標であり夢のひとつだったのでそれが叶っただけでなく、これだけ素晴らしい方々とプレイしてレコーディングさせてもらえたことは本当にありがたいです。


ー カースケさんとのプレイはやはり目標でしたか。

生でカースケさんのドラムセットを組んでいるのを見るだけで感動しましたもん!「うわぁ、カースケさんのセットだ!今から一緒にやるんだぁ…」って(笑)


ー 私もカースケさん大好きなんですよ!

いいですよねぇ、カースケさん。人柄もめちゃくちゃ良いし。


ー 具体的なサウンド面の話としては、ホーンやコーラスなどを入れたダイナミックな仕上がりになっていますね。

そうなんです。今までRakeの作品にホーンが入っているものはありませんでした。生で演奏するプレイヤーが集まって音数も少なく、でも骨太なものを作ろうということをサウンドコンセプトにしました。


ー 楽曲のことからは一端離れますが、今作のMVではエキストラを募集したとか。

そうです。まさにテーマになっている仙台のクリスロードを貸し切りました。


 

リリース情報

7th SINGLE
『夢を抱いて~はじまりのクリスロード~』

2013年7月31日(水)発売

yumeoidaite_syokai.jpg
DVD付初回盤
BVCL-522~523 ¥1,575(税込)

□ 収録楽曲
1. 夢を抱いて~はじまりのクリスロード~
2. Sunshine
3. I Want It That Way
4. 夢を抱いて~はじまりのクリスロード~ (instrumental)

□ 初回盤DVD収録内容
Rake散歩in仙台 ※Rakeが地元・仙台の街を歩きながら思い出の場所をめぐるオリジナル特典映像

【タイアップ】
夢を抱いて~はじまりのクリスロード~<テレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」エンディングテーマ(7-9月)>

yumeoidaite_anime.jpg
通常盤
BVCL-524 ¥1,260(税込)
※通常盤初回生産分のみアニメ仕様スペシャルパッケージ

□ 収録楽曲
1. 夢を抱いて~はじまりのクリスロード~
2. Sunshine
3. I Want It That Way
4. 夢を抱いて~はじまりのクリスロード~ (instrumental)
5. 夢を抱いて~はじまりのクリスロード~ (アニメver.)


3rdアルバム「Free Bird」
2013.9.4 On Sale!!

DVD付初回盤:ESCL-4102~3 3,500円(税込)
通常盤:ESCL-4104 3,000円(税込)

LIVE情報

Rake TOUR2013 Free Bird(バンド編成)
9月14日(土)名古屋クラブクアトロ
9月15日(日)梅田クラブクアトロ
9月16日(月・祝)福岡DRUM Be-1
9月21日(土)Shibuya O-East
9月22日(日)東京エレクトロンホール宮城

Rake TOUR2013 Free Bird ~ONE to ONE~(弾き語り)
10月04日(金)青森クォーター
10月05日(土)秋田club swindle
10月06日(日)盛岡club change WAVE
10月11日(金)新潟LOTS
10月12日(土)郡山HIP SHOT JAPAN
10月14日(月・祝)札幌cube garden
10月19日(土)横浜BAY HALL
10月20日(日)静岡SOUND SHOWER ark
10月25日(金)京都磔磔
10月26日(土)神戸WYNTERLAND
10月27日(日)広島ナミキジャンクション

Interview

Live Report

Blog

ページの先頭へ

ホーム | プレスリリース | プライバシーポリシー | 広告に関しまして | お問い合わせ

  • facebook
  • ツイッター