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SALU「In My Shoes」インタビュー Page2


ー ライヴはナマモノだからね。

そうですよね。そこが面白いし、今は「もうやめた」とは思いません。でも、だからこそどれだけ自分が出来て、そこにいる人とひとつになれるかというのは考えます。ひとつになりたいというのは、みんなが思うことじゃないですか。好きな人、愛する人もそうですし、大勢と遊びたいとか。そういう気持ちをダイレクトにぶつけられるのが、ライヴなので、僕はすごく好きです。


ー BACH LOGICさんが主催する所属レーベル <ONE YEAR WAR MUSIC>の第一弾リリースが今回3月7日にリリースするSALUさんの『IN MY SHOES』。まず、BACH LOGICさんと知り合ったきっかけを教えてください。

BLさん(BACH LOGIC)のスタジオで、他の音源のレコーディングをさせていただいていて、その時に本人がいらっしゃっていたので、持って来ていたデモCDをお渡ししたんです。それで、その2、3週間後に「一緒に音楽作ってみる?」って連絡をいただいたのが、きっかけです。


ー それはいつ頃?

2010年の秋頃です。


ー じゃあ、わりと最近ですね!

そうなんです。そこからまずはアルバムということではなく、1曲ずつ作り始めて、4、5曲集まった時に、今回のアルバムのもうひとりのプロでデューサーでもあり、かなり前から知り合いだったOHLD君と半々でトラック作るから、アルバムにしてみないかということで、リリースすることになりました。


ー SALUさんは、iTunesによる“2012年活躍が期待されるアーティスト10組”「Japan Sound of 2012」に選出されましたね。

本当にそれ、僕なのかなって思いました(笑)


ー(笑)実際こういうことで注目度が急に変化しますよね。

とても嬉しくてありがたくて、更に光栄なことなんです。やはりこういうことで注目度が上がって急に僕のことを知ってくれた方が増えるわけですけど、それによって今回のアルバムを、より多くの人に聴いていただけるのであれば、本当に願ってもないというか、嬉しいです。音楽というのは、演る方と聴く方の間接的なやりとりだと思うんです。


ー たしかにそうですね。

多分、僕のアルバムを聴いてもらってから、どう評価してもらえるかという話なので、iTunesさんやこうやって、色々なメディアに取り上げてくださっているというのは、僕の音楽を聴いてもらえる機会が増えるということにもなるので、やはり嬉しいです。


ー では改めてアルバム『IN MY SHOES』のテーマを教えてください。

最初に作り始めた頃は、これといってテーマがあったわけではなかったんですが、アルバムを作っていくうちに、僕の視点でみた世界を捉えている曲が多くなっていったという感じだったんです。誰しもが、この国だったり、この地球という星の中で世界を肌で感じながら生きているわけじゃないですか。


ー そうですね。

『IN MY SHOES』というのは、”僕の立場で”、”私の立場で”という意味なんですが、僕の立場から観た世界、僕の立場から観た意見、僕が感じたものを僕なりに消化して、それを「みなさんどう思いますか?どうしたらいいと思いますか?」という気持ちでアルバムを作っていきました。


ー ご自身としては仕上がりは?

BLさんとOHLD君のトラックは言うことなく、素晴らしいものだと思いますし、僕自身のラップに関して、このアルバムの尺で言いたいことは歌詞として言えたんですけど、技術的な面ではもうちょっと勉強しなければいけないと思いました。


ー 具体的には?

例えば歌唱力だったり、メロディの付け方だったり、ラップでいえばフロウのつけ方、韻の踏み方ですね。そういうグルーヴ感をもう少し勉強しないととは感じました。


ー 初めてSALU さんの楽曲を聴いたのは「THE GIRL ON A BOARD feat. 鋼田テフロン」なんですが、いわゆるごりごりのディープはHIP HOPではなくて、メロのポップさ、スイートさとSALUさんの声がとてもすんなり入ってきたし、MVもいいですね。

ありがとうございます!あのMVに出演してくれたMonaちゃんは13歳なんですけど、僕より全然しっかりしていてびっくりしました(笑)


ー SALUさんはHIPHOPど真ん中のシーンからも注目されながら、きっと普段HIPHOPをあまり積極的に聴かない層にも受け入れられそうと感じましたが、アルバム作りをする上で、そういう部分は意識しましたか?

なるべく多くの方に聴いてもらいたいという気持ちはあります。例えば、HIPHOPで言えば、クラブの話というのは、クラブで遊んでる人にしか分からないものだけど、もっと僕や皆さん、つまりは誰しもが感じているものや、日常の中で体験することを書けば、分かってもらえるんじゃないかと思ったんです。
今迄は、もっと狭い範囲の中のことも沢山書いてきていたんですが、それってある意味、自己満足なわけで、勿論今回のアルバムもそういうところもあるんですが、聴いてくれるみんなへ僕から1歩、歩みよって提示していくという方が、より今迄の僕にはなかったものというか、次のステップへいけると思いました。


 

リリース情報

SALU「In My Shoes」
2012年3月7日リリース
salu_jkt.jpg
品番:OYWM12001
定価:¥2,835 (tax in) / 全14曲

01.BALANCE(Pro.by BACHLOGIC)
02.BURN IT(Pro.by OHLD)
03.STAND HARD(Pro.by BACHLOGIC)
04.JUST A CONVERSATION(Pro.by BACHLOGIC)
05.DAREDEVIL(Pro.by OHLD)
06.ITS YA BOY..(Pro.by OHLD)
07.THE WATCHER ON WOODS(Pro.by BACHLOGIC)
08.KAZE(Pro.by BACHLOGIC)
09.TAKING A NAP(Pro.by BACHLOGIC)
10.BUTTERFLY EFFECT(Pro.by OHLD)
11.THE GIRL ON A BOARD feat.鋼田テフロン(Pro.by BACHLOGIC)
12.IN YOUR SHOES(Pro.by OHLD)
13.夢から醒めた夢(Pro.by OHLD)
14.TO COME INTO THIS WORLD feat.鋼田テフロン(Pro.by BACHLOGIC)
 

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