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泉 沙世子 登壇!映画『さよならドビュッシー』初日舞台挨拶イベント!

2013.01.26 泉 沙世子

20130126233930.jpg第8回『このミステリーがすごい!』大賞(宝島社主催)で大賞を受賞した中山七里原作の同名小説『さよならドビュッシー』(累計60万部の大人気シリーズ)を、約10年振りにメガホンを取った利重剛監督が映画化し、本日1月26日(土)より全国公開となった。

大やけどを負いながらも、ピアニストの夢を追うヒロインの香月遥役の橋本愛、そんな遥を献身的に支え、探偵役でもあるピアノ教師に、本作が映画初出演となったピアニストの清塚信也、遥の祖父を演じるミッキー・カーチスの豪華キャスト陣、さらに本作の主題歌「境界線」を歌う泉 沙世子、利重剛監督が登壇し、本作の初日舞台挨拶を行った。


■『さよならドビュッシー』初日舞台挨拶イベント概要
1月26日(土)新宿ピカデリー スクリーン6
登壇/橋本愛、清塚信也、ミッキー・カーチス、泉 沙世子、利重剛監督

本編終了後、ピアノの美しい旋律とすべての謎が解き明かされた感動のラストシーンの余韻に浸りきった様子の会場に、橋本愛、清塚信也、ミッキー・カーチス、泉 沙世子、利重剛監督が登場。温かい拍手に包まれ、本編に流れる穏やかな雰囲気さながらの舞台挨拶となった。

先日発表された日本アカデミー賞新人俳優賞受賞のほか、TAMA映画賞 最優秀新進女優賞、ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞、キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞の4冠を達成した橋本愛は、なぜか自虐コメントを連発し、さらに共演者たちからは、撮影時の本人としては無自覚なドSエピソードを暴露される場面もありつつ、映画初出演の清塚とともに今年75歳になる大ベテラン、ミッキー・カーチスから「俳優としてのアドバイスなんて、もう言うことないよ!自然でいいんだよ」と言われ、2人の演技力に太鼓判を押された。


□ トーク内容

MC:まずはひと言ずつご挨拶をお願いいたします。

橋本:(愛ちゃーん!の声援に)ありがとうございます。さっきまでしゃっくりが・・・、でも大丈夫です、止めてきました(笑)!

清塚:もとから芝居がかった僕なので、なんとか乗り切れました。ぜひ感想を聞かせてください。

ミッキー:くそ寒い中、どこかから大勢来てくれてありがとうございます。仕上がりを楽しみにしていた映画です。

泉:主題歌「境界線」を歌わせていただきました。今日この場に呼んでいただけて本当にうれしいです。

利重監督:今日公開の映画がたくさんある中、本作を選んでいただき、うれしいです。ありがとうございます。

MC:映画が公開初日を迎えて今のお気持ちは?

利重監督:感無量です。丁寧に丁寧に作ってきて送り出せてほっとしています。上映終了後の挨拶はドキドキするんですよね。上映前なら「お楽しみください」ってさらっと言えてしまうんですが・・・。でも、今日は皆さんが優しい笑顔で見てくれているので、安心しました。

MC:キネマ旬報ベストテン・新人女優賞/日本アカデミー賞・新人俳優賞の受賞おめでとございます。撮影時の現場はどんな雰囲気でしたが?

橋本:(受賞に対して)ありがとうございます!昨年の夏の撮影だったんですが、そのころの私は自分で自分を好きになれないぐらいボロボロの人間性だったんです。こんな女優、使いたくないって思われるような・・・。でも監督は、笑顔でずっと接してくれて、怒った顔も見たいという欲求もあったんですけど。監督はドSじゃなかったですね(笑)。完成した映画を見て、米粒みたいな自分を高いところに連れてきてくれて、監督には本当に感謝しています。自分が出演した映画の試写で涙を流したのは初めてでいた。

MC:この映画が本格的な俳優デビューとなりましたが、撮影はとても楽しまれていたとお聞きしました。

清塚:はい、緊張もあまりしなかったですね。唯一緊張したのは、橋本さんがすごい目力でにらんできたときぐらいですね(笑)。役の上でだけでなく実際にピアノの指導もしたんですが、話しかけても10回のうち1,2回ぐらいしか反応がないんですよね。それ以外はずっとスルー(笑)。ロシアの冬みたいに一瞬だけ太陽が出る・・・そんな感じで、僕のMっ気が開発されました(笑)。

MC:今、お客さんと一緒に映画をご覧になられていかがでしたか?

ミッキー:試写では見られなかったので、今日はじめて見ました。いい映画でしたね。撮影では、集中したいときに(遥とルシアの子ども時代を演じた)子役2人がうるさくてね、大変でした。電動車椅子の扱いはうまかったんですよ。スピンなんかかけてみたりしてね。

MC:様々な賞を受賞された橋本さんや俳優初挑戦の清塚さんへ、アドバイスを頂戴できますか?

ミッキー:アドバイスなんかないよ!清塚さんなんか、初出演でしょ?このルックスでピアノ弾けて演技できるなんて、相当悪いやつでしょ(笑)。自然がいちばんですよ。

MC:主題歌「境界線」に込めたメッセージは?

泉:テーマは「無償の愛」です。主人公の境遇がしんどいのに頼れないという孤独感・寂しさがあって、だから人との間に境界線を引かずに頼ってほしいという思いを込めました。

MC:岡本喜八監督や先日亡くなられた大島渚監督などの偉大な先輩方に公開初日を迎えて、どのような報告をされますか?

利重監督:撮影中も岡本監督が近くにいて指導してくれている感覚があったので、初日を迎えることができた今、ありがとうございましたと伝えたいですね。

MC:最後に、代表して橋本さんから皆様へメッセージをお願いいたします。

橋本:今日は本当にありがとうございました。私はこの映画で足首についたおもりを取ってもらったような気がします。この映画を見て、いろいろな思いを感じていただいたと思いますが、その感想を多くの人に広めていただければうれしいです。


■ 公式サイト
http://good-bye-debussy.com

LIVE情報

『さよならドビュッシー』
©2013さよならドビュッシー製作委員会
2013年1月26日(土)全国一斉ロードショー

出演:橋本 愛 清塚信也、ミッキー・カーチス、柳憂怜、相築あきこ、山本剛史、清水?治、熊谷真実、サエキけんぞう、戸田恵子、三ツ矢雄二、吉沢 悠ほか

原作:中山七里「さよならドビュッシー」(宝島社)

監督:利重 剛
脚本:牧野圭祐 利重 剛
音楽:小野川浩幸

配給:東京テアトル

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