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T.M.Revolution 西川貴教、5周年となる滋賀県での大型野外フェス、2日間で5万人の動員で大成功!

2013.09.23 T.M.Revolution

lakebiwa20130923.jpg滋賀ふるさと観光大使であるT.M.Revolution西川貴教が2013年9月21日と22日の2日間、地元・滋賀県草津市の烏丸半島芝生広場で大型野外フェス「イナズマロック フェス2013」を開催、2日間で過去最高となる合計5万人(1日目2万3千人、2日目2万7千人)を動員した。

西川が観光大使に就任したのは2008年10月。「音楽を通じて地元にお返しがしたい」「地元のみなさんと一緒に滋賀県をアピールしたい」という西川の言葉をきっかけに、翌年9月には滋賀県の全面的なバックアップのもと第1回「イナズマロック フェス」を実施、成功をおさめた。回数を重ねるにつれ動員も増え、今では日本だけでなく海外からも注目される音楽フェスのひとつとなっている。今年は節目となる第5回、 西川は「音楽を堪能するのはもちろん、びわ湖を通じて「水」や、それにまつわる環境について考えていただくきっかけ作りになれば」と話す。
 
「イナズマロック フェス」は、メインとなる有料の「ライブエリア」と、入場無料の「フリーエリア」があるのが特徴。「ライブエリア」では、T.M.Revolutionをはじめとする様々なジャンルのアーティストのライブが行われるほか、セットチェンジの間にはお笑い芸人などのパフォーマンスもある。「フリーエリア」では滋賀県のグルメや「イナズマロックカレー」「タボくん草津メロンクリームサンド」といったフェス限定のメニューも多数登場、さらに「フリーエリア」内のエンタメステージでは、ライブ出演権を賭けたオーディション「イナズマゲート」で選ばれた2組のアーティスト・W-D4、Half time Oldのほか、9nineや藍井エイル、アップアップガールズ(仮) 、DaizyStripperといった話題のアーティストのステージが行われ、“地元のお祭り”といった雰囲気で盛り上がりを見せた。
 
1日目は汗ばむ陽気の中、オープニングアクトとして登場したのは、アイドルユニット・私立恵比寿中学。「イナズマ」にちなんで、虎模様のショートパンツにツノのついたカラフルなアフロヘアという雷様の衣装。「オーマイゴースト?〜わたしがや悪霊になっても〜」で元気よくスタートした。おなじみ一人ずつの自己紹介をはさんで、今年7月にリリースされたファーストアルバム『中人』から「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」「あるあるフラダンス」など、全5曲を披露した。

14時をまわったところで橋川渉草津市長が「イナズマロック フェス、スタートします!」と開幕宣言。客席からの大きな歓声の中登場したのは、今年のトップバッターT.M.Revolution。インパクトのある大きな千鳥格子模様の衣装で姿を表すと、「HIGH PRESSURE」でライブスタート。「ここ滋賀での一番の祭りを打ち上げんぞ!」と8月7日に配信限定リリースされたロッテ「ZEUS」CMソングの「Summer Blizzard」を激唱、
さらに2014年1月23日リリース予定「戦国BASARA4」のオープニングテーマ「Count ZERO」も初披露した。今年のイナズマは過去最高の動員数を記録したことを受けて「滋賀県と草津、そして集まってくれたみんなのおかげです」と話し、「素晴らしいメニューを持ってたくさんのアーティストが来てくれています。存分に味わってください」と、このイベントの内容の濃さをアピール。少し強い風の中、西川は「crosswise」「Naked arms」「SWORD SUMMIT」など7曲を歌い上げた。

「右ひじ左ひじ交互に見て」のネタでおなじみのお笑いコンビ・2700のステージに続いては、イナズマ初登場となるPUFFY。二人は「打倒 T.M.R!」と書かれたTシャツに、ふんわりしたカーキのスカートで登場した。亜美が「みなさん、アレでしょ、主催者の方の…」とふると、由美が「メイクスレボリューション?」と答える場面も。「愛のしるし」「これが私の生きる道」「渚にまつわるエトセトラ」「アジアの純真」など、ベストライブとも言える8曲を披露。由美は客席が盛り上がる様子を見て「ホッとした」と笑顔を見せた。さらに亜美が「みなさんにひとつお願いがあります! 由美のことは嫌いでも、PUFFYのことは@▼×◎*っ!」と言うと、客席では大きな笑いが起こった。
 
お笑いコンビ・パンクブーブーがモノマネやショートコントを披露したあと出演した、声優として活躍するKISHOW (谷山紀章)とクリエイターのe-ZUKA (飯塚昌明)によるユニット・GRANRODEOもイナズマ初登場。「ようやく貴教兄さんと接点ができたので、出させていただきました! 名前だけでも覚えて帰ってください」とMC。「ROSE HIP-BULLET」「Can Do」などアニメの主題歌となったナンバー、今年4月にリリースしたシングル「偏愛の輪舞曲」など全6曲、パワフルな歌声とクールなギターで聴かせ、客席を湧かせた。

まだ日差しの強い中「キングオブコント2012」で優勝のお笑いコンビ・バイきんぐのコント。そして昨年に引き続き2度目の出演となる、4人組のガールズバンド・SCANDALが登場。今年デビュー5周年を迎える彼女たちは、「イナズマも同じ5周年でご縁を感じる」と話し、8月14日リリースのシングル「下弦の月」、9月18日にリリースしたばかりの「OVER DRIVE」のほか、「会わないつもりの、元気でね」など、今年リリースしたナンバーを中心に7曲をプレイした。

2010年より連続4回目の登場となるお笑いコンビ・TKOのネタに続いて、2回目の出演となる名古屋出身の3人組アーティスト・ソナーポケットが登場。日が暮れかけて、気温も風もちょうどいい時間になる。「あなたのうた」「キミ記念日 ~生まれて来てくれてアリガトウ。~」のほか、9月3日にリリースしたベストアルバム『ソナポケイズム SUPER BEST』にも収録されている「好きだよ。~100回の後悔~」「青空」「ソナポケ☆DISCO」など8曲を披露した。ko-daiの「ここにいる人のストレスや涙を持って帰りたい。胸の中にある悲しみを、この場所で洗い流してほしいと思います」というあたたかい言葉とともに、優しい歌声が滋賀の空に響いた。

「イナズマ」には3度目の出演となる滋賀県出身の芸人・野性爆弾がガリットチュウ福島を招いてコントを披露したあと、UVERworldが登場。彼らは、「イナズマロック フェス」の会場がある草津市出身のバンド。2009年、2010年にもこのイベントに出演、今回は初のトリをつとめる。客席からの熱烈な歓声に迎えられ、ライブは「7th Trigger」でスタートした。ドラムの真太郎は「トリを飾るということで、やる気満々で来ています。最後まで楽しんでください」と意気込み、TAKUYA∞からは「UVERworldが滋賀に帰ってきたぞ!」と力強い言葉。さらに彼らが滋賀でインディーズバンドとして活動していた時からは「予想をはるかに越えた素敵な未来が、ここにあります」と熱く語る。「Don’t Think.Feel」「23ワード」「LIMITLESS」「BABY BORN & GO」など、アルバム『THE ONE』に収録されているナンバーのほか、今年8月14日リリースのシングル「Wizard CLUB」「NO.1」など、全11曲で観客を魅了した。

2日目も、さわやかな快晴。オープニングアクトは3人組のポップアーティスト・シクラメン。おそろいの黄色いTシャツで登場したら彼ら、1曲目「はな」から客席の大きな手拍子で迎えられ「これが噂のイナズマかいっ!」と笑顔を見せる。今年5月1日にリリースしたアルバム『スルメ1』から「エール」「100年初恋」「MUSIC」など、計4曲を披露。続いて、嘉田由紀子滋賀県知事が「滋賀県とこの美しい琵琶湖を、日本だけでなく世界に伝えていただく『イナズマロックフェス2013』スタート!」と開幕宣言した。

 トップバッターは、「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成されたメタルダンスユニット・BABYMETAL。白塗りのサポートバンドメンバーを引き連れて数々の野外フェスに参加する、異色のアイドルだ。今年6月19日にリリースしたシングル「メギツネ」のほか、「ヘドバンギャー!!」「イジメ、ダメ、ゼッタイ」など、6曲をシャウトあり、激しいダンスあり、ヘドバンあり、そして笑顔は少なめ…アイドルの概念を覆すステージを見せた。

「ゲッツ」でおなじみのダンディ坂野は、おなじみ黄色いスーツで登場。「ゲッツ」のバリエーションで「シガッツ」「クサッツ」と会場を盛り上げた。続いては、2009年に出演以来、毎年サプライズゲストとしてT.M.RevolutionのステージにかけつけているHOME MADE 家族が、4年ぶりに「イナズマ」でライブ。それぞれデザインの違うブルーのジャケット、グループ10周年の大きなフラッグを掲げてステージに登場した。「まだまだ叶えたい夢もたくさんあるから20、30年ずっと続けていきたい。メンバーや応援してくれる人を見ると力が湧いてきて、まだまだ走り続けることができる。そんな気持ちの新曲を初披露」と、10月23日リリースのシングル「ハシリツヅケル」をプレイ。「FREEDOM」「少年ハート」など全7曲、熱い思いを届けた。

お笑いトリオのジューシーズの不思議な世界観のコントに続いて、スリーピースロックバンド、UNISON SQUARE GARDENが登場。ボーカルの斎藤宏介が「第1回の初日のオープニングアクトをやらせてもらったんです。また同じステージに立ててすごく嬉しく思ってます」と話したように、4年ぶりの出演となった。「リニアブルーを聴きながら」、「オリオンをなぞる」のほか、11月6日リリースの新曲「桜のあと(all quartets lead to the?)」もプレイ。勢いのあるステージを披露した。

続いては、「消臭力」のCMに出演するポルトガルの歌手・ミゲルとさくらまやのユニット・MarMee。挨拶代わりに「チカラにかえて」をワンフレーズ、そして8月7日リリースのデビューCDから「お気軽 ウッキーラッキー」、「Never Give UP!」の2曲を歌った。そのあとは、元格闘家の須藤元気が6名の男性ダンサーと結成したダンスパフォーマンスユニット・WORLD ORDER。コマ送りのような先鋭的なアニメーションダンスに、客席はシンと見入っている。オリジナルナンバー「WORLD ORDER」「2012」「FIND THE LIGHT」「MACHINE CIVILIZATION」など全7曲、たっぷりのダンスで観客を虜にした。

今年の『R-1ぐらんぷり』で優勝した三浦マイルドは、自身のビジュアルをネタにしたトークで盛り上げる。日が暮れかけた17時半ごろ、短いドラムソロでUVERworldのライブがスタートした。1曲目の「Don't Think. Feel」から飛ばす。「最高のテンションですね、イナズマロックフェス! UVERworldがトリ前にえげつない情熱を見せてやるからな!」と「KINJITO」へ続く。TAKUYA∞は「イナズマロックフェスを4回経験して、今日は一番いい雰囲気!」「フェス楽しいね、出てよかった」「音楽をこれだけたくさんの人と共有できて、素晴らしいことだと思う」と話した。「Wizard CLUB」「7th Trigger」「CORE PRIDE」など全7曲、熱い情熱を見せた。

2人組の芸人・笑い飯のコントで会場があたたまったあと、いよいよ大トリであるT.M.Revolutionのライブ。観客のひときわ大きな歓声に迎えられてモノトーンの法被風衣装で登場した西川は、新曲「Count ZERO」でスタート。「LEVEL 4」「Albireo -アルビレオ-」「FLAGS」「WHITE BREATH」「HEART OF SWORD〜夜明け前〜」と新旧のヒットナンバーを立て続けに歌い上げた。 もちろん、途中で法被も脱ぎ、太ももをあらわにした恒例の短パン姿を披露。

そして「イナズマは、最初は家族やふるさとのためになりたいという小さな思いからスタートしました。たくさんの方の熱意と協力で出来上がっています」と話し、「ここにいる一人一人の、ほんの少しの革命を起こしたい。だからまだまだやります。来年もよろしくお願いします」と、第6回の開催を約束した。

アンコールでは、ゲストの水樹奈々が黄色のイナズマロックTシャツで登場。西川が「滋賀県ふるさと観光大使から、愛媛県の観光大使をご紹介させていただきます」と言うと、「伊予観光大使、水樹奈々です!」とさわやかに挨拶。地域に尽力する大使2人の顔合わせとなった。そして今年5月にT.M.Revolution×水樹奈々としてリリースした「Preserved Roses」を、2人そろってライブで歌ったあと、来月から放映されるTVアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」のセカンドシーズン・オープニングテーマとなる水樹奈々×T.M.Revolution「革命デュアリズム」も、フルサイズで初お披露目。スピード感あふれるナンバーを力強い歌声で歌い継ぎ、そのサウンドが夜空いっぱいに気持ちよく突き抜けた。最後は、HOME MADE 家族のMICROも飛び入り参加して「Lakers」をプレイ。ステージも客席も笑顔であふれるエンディングとなった。最後は琵琶湖畔から打ち上がる特大の花火。過ぎ行く夏を惜しみつつ、「イナズマロック フェス2013」は幕を閉じた。

T.M.Revolutionは、8月に北米ボルチモアにて行われた「OTAKON 2013」で会場限定発売だった「GEISHA BOY –ANIME SONG EXPERIENCE-」の海外配信をスタートさせたほか、10月9日にはアルバムパッケージでのリリースも決定。そして水樹奈々とのコラボレーションシングル第2弾、「革命デュアリズム」が10月23日リリース。11月8日(金)・9日(土)・10日(日)にシンガーポールで行われる東南アジア最大のJ-POPカルチャーの祭典「AFA13(アファ、Anime Festival Asia 2013)」にも出演予定。国内だけでなく、海外での活動もますます増えそうだ。


■「イナズマロック フェス 2013」オフィシャルホームページ
http://inazumarock.com/

■ オフィシャルFacebook
http://www.facebook.com/
InazumaRock/


■ オフィシャルTwitter:
https://twitter.com/irf_official/

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