ジョン・レノンを敬愛するトップ・アーティストが集い、教育に恵まれない世界の子どもたちを支援するチャリティ・コンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」の13回目が、12月7日（土）日本武道館で開催される。

その第1次アーティスト発表により、出演者の一部が明らかになった。井上陽水を始め7組13人が初出演、オノ・ヨーコと常連のアーティストを加えると、発表されたアーティストは14組22人になる。過去12回のコンサートで、オノ・ヨーコの呼びかけによって参加した日本のアーティストは180人、支援した学校は29か国124校になる。

まず注目の的になるのが、13年目にして初めて出演を決めた大御所の井上陽水。数々のビートルズ・ソングをカバーしてきた陽水。長年に渡るファンの熱い思いがようやく実を結ぶことになる。

今年のラインナップには、初出演のアーティストの顔ぶれが例年になく数多くそろう。デビュー3年目で日本武道館公演を成功させ期待を集める女性シンガーmiwa。奄美大島出身で「ワダツミの木」の大ヒットで知られる元ちとせ。インディーズ時代から人気を誇る若手バンドOKAMOTO’S。すでに解散したが伝説のバンドと呼ばれるELLEGARDENの元ボーカルで、現在、theHIATUSとしての活動に脚光を浴びる 細美武士、カナダ人兄弟がボーカルを務める仙台在住のMONKEY MAJIK。陽水を始めとする初出演組がどんな新しいステージを見せてくれるのか。

常連組は、7年連続で10回目の出演となる奥田民生を始め、9年連続9回目の出演となりコンサートを支える存在となったLOVE PSYCHEDELICOが出演。横浜アリーナ2デイズを成功させ乗りに乗っているTHE BAWDIESのROYは３回目の出演。毎年、異色のパフォーマンスで観客を楽しませてくれるクリエイティブ・ディレクターの箭内道彦は、Brahman のTOSHI=LOWと共にユニットを結成する。

浅井健一、Coccoもスーパー・ライヴのステージに戻ってくる。Coccoは詩の朗読にも挑戦するという。毎年注目を浴びるイマジンの朗読をする俳優の出演、この第１次発表ではなかったが追って発表される予定。

このライヴの出演者は、イベントの提唱者であるオノ・ヨーコの呼びかけにより、幅広いジャンルから集まり、毎年、そのそうそうたる出演 者に期待が寄せられている。その注目の顔ぶれの一部が、第一次発表により明らかになったわけだが、今後も追加出演者が随時発表されていく予定。今回も期待 を裏切らない，豪華なラインナップがステージに上がる。

チケットは10月5日(土)から公式HPで先行発売が開始される予定。詳細は公式ホームページと公式ツイッター上で発表される。お問い合わせはジョン・レノン音楽祭事務局03-5452-0222。


■ 公式ホームページ
http://www.dreampower-jp.com/