まもなく迎える10月5日は、今でも圧倒的な人気を誇るある映画と音楽が1962年の同日にイギリスで生まれた。

世界一有名なスパイであるジェームズ・ボンドが活躍するアクション映画007シリーズの第1作目『007 ドクター・ノオ』がイギリスで初上映された日。そして、世界中でフィーバーし史上最強のバンドとなったビートルズがシングル「ラブ・ミー・ドゥ」でレコード・デビューした日。

それは偶然なのか、それとも歴史的必然なのか・・・

映画007シリーズは今年で50周年を迎え、12月1日には最新作『007 スカイフォール』が日本で公開される。記念すべき第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリスで世界初上映されたのは1962年10月5日。後にエリザベス女王からナイトの称号を得ることになる名優ショーン・コネリーは、英国情報局秘密情報部の諜報員として、有能な者にだけ与えられる殺人許可証である00（ダブル・オー）の称号を与えられて世界の脅威に立ち向かうジェームズ・ボンドを演じ、以降、ボンド役は現在のダニエル・クレイグで6代目、作品は最新作『007 スカイフォール』で23作目となった。

今でこそハリウッド映画には『ミッション：インポッシブル』シリーズや『ボーン』シリーズなどたくさんのスパイ映画が製作され世界中で人気を博しているが、その原点とも言えるのが007シリーズであり、世界最長の映画シリーズとしてこれからも製作される予定になっている。

一方、ビートルズも1962年10月5日に「ラブ・ミー・ドゥ」でデビューして以降、その高い音楽性とファッションやヘアスタイルを追求したインパクトで、イギリスのみならず世界中で熱狂的なファンを生み出した。1970年の事実上の解散までの短期間で数々の音楽的革命を成し遂げ、最も成功したグループアーティストとしてギネス認定されたのみならず、後のミュージシャンや多くのアーティストたちに今なお大きな影響を及ぼしている。

イギリスが生み、世界で人気を博した映画と音楽の代表は、先に行われたロンドン五輪でも大活躍したことも記憶に新しいところ。007のジェームズ・ボンドは、現役のダニエル・クレイグがボンド役として開会式での特別映像で本物のエリザベス女王とサプライズ共演し、まさに女王陛下の007（シリーズ6作目のタイトル）であることを世界中にアピールした。そしてビートルズのポール・マッカートニーは「ヘイ・ジュード」を熱唱し開会式を華々しく締めくくった。

エンターテイメントの最高峰として人々を魅了し続けている2大スターが、偶然にも同じ1962年10月5日にイギリスで生まれ、なおかつ50年経った今でも両者ともにますますの人気を誇り続けていることは、ほかに類を見ない歴史の不思議を感じさせる大変興味深い事実である。

ソニー・ピクチャーズでは、まもなく迎える10月5日を　全世界的にジェームズ・ボンドの日として様々なイベントを行う。


大注目イベント★001: お宝アイテムが満載！50周年記念オークション！
50周年を記念して、「ジェームズ・ボンドの50年―ザ・オークション」(50 YEARS OF JAMES BOND – THE AUCTION)という  チャリティー・オークションが英クリスティーズにて開催される。12月1日に日本公開される最新作『007 スカイフォール』まで 全23作のゆかりのアイテム計50点を出品。うち40点は9月28日～10月8日までオンラインでオークションにかけられ、日本からも参加が可能。残りの10点は10月5日にロンドンのクリスティーズにて招待者限定のオークションが行われる。
クリスティーズの公式サイト
www.christies.com/bond

大注目イベント★002: 全世界が選ぶ「好きなボンド映画No.1」投票！
シリーズ誕生50周年を記念して、全世界の人々を対象にしてベスト・オブ・ボンド映画を選ぶ投票をFacebook上で展開している。これまで公開された『007／ドクター・ノオ』から『007/慰めの報酬』までシリーズ全22作。ショーン・コネリーからダニエル・クレイグまで時代を代表する6人の俳優が歴代のジェームズ・ボンドを演じ切った名作の数々の中から、全世界の人々が選ぶ本当のNo.1を決定する！結果はジェームズ・ボンドの日の10月5日に大発表される！！！
Facebook の007公式ページ（英語のみ）で実施中
http://www.007.com/vote/
favouritebondfilm/


『007 スカイフォール』
12月1日（土）より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー！


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