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どれを選ぶべき? ストーンズの最強ベスト『GRRR!』を分析する!

GRRR20121113220244.jpgいよいよ11/14に発売となるストーンズ結成50周年記念ベスト、『GRRR!~グレイテスト・ヒッツ1962-2012』。

バンドがシークレットで用意していた40曲入り2CDエディションの存在も明らかになり、輸入盤のみでのリリースとなるLPボックスやBlu-rayオーディオも含めると、その形態はパッケージ商品だけで6種類に上る。そこに国内盤/輸入盤のヴァリエーションが入り混じり、実際どれを選んでいいか分からないと悩んでいる人も多いようだ。

そこで、日本盤でリリースされる4エディションに絞り、その特長を整理してみる。尚、新曲「ドゥーム・アンド・グルーム」と「ワン・モア・ショット」や、一部リマスター音源が収録されるのは、全てのエディションに共通。
 

最もお買い得
通常盤(UICY-10033)11/14発売 ¥2,980(税込)
4つのエディションの中で、最もお買い得なのが通常盤だ。その理由は下記の3点。
●高音質なSHM-CD3枚組、50曲入りで¥2,980。1枚当たり¥993.3、1曲当たり¥59.6。
●ジャケットは4つ折りのソフトパック仕様、解説・データ・歌詞・対訳を網羅した日本語ブックレットは全80ページ。
●初回特典として、50周年記念ロゴ防水耐光ステッカー封入。
40周年記念時に発売された40曲入りベスト『フォーティー・リックス』が2枚組で¥3,670だったことを考えれば、まさに破格の安さだ。ちなみに、『フォーティー・リックス』にはなく、『GRRR!』にあるのは下記の16曲。改めて50年という歴史の長さと、その名曲の多さに驚かされる。
「カモン」「リトル・レッド・ルースター」r「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「ハート・オブ・ストーン」「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」「この世界に愛を」「ロックス・オフ」「ドゥー・ドゥー・ドゥー・・・(ハートブレイカー)」「リスペクタブル」「友を待つ」「シー・ワズ・ホット」「ストリーツ・オブ・ラヴ」「ハーレム・シャッフル」「ハイワイアー」「ドゥーム・アンド・グルーム」「ワン・モア・ショット」。
 
手軽な入門編
エントリー・エディション(UICY-10036)11/14発売 ¥2,500(税込)
最近まで発売がシークレットとなっていたエディション。10曲減らし(全40曲)CDを2枚組にすることで、価格をさらに下げた入門編。もはや普通の1CDと変わらない安さだ。
新曲や、フジテレビ系月9ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』の主題歌「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」目当てで、少しでも安い方がいいという場合は、これを選べばいいだろう。尚、通常盤にあって、ここにないのは下記の10曲。
「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「ハート・オブ・ストーン「アンダー・マイ・サム」「この世界に愛を」「シーズ・ア・レインボー」「ロックス・オフ」「ドゥー・ドゥー・ドゥー・・・(ハートブレイカー)」「シー・ワズ・ホット」「ストリーツ・オブ・ラヴ」「ハイワイアー」。
 
プレゼントにも最適
デラックス・エディション(UICY-91810)11/28発売 ¥5,000(税込)
収録曲は通常盤と変わらないものの、装丁を豪華にしたのがこのデラックス・エディション。特長は、
●手頃な大きさのボックス(縦20cm弱×横15cm弱×高3cm強)
●コンパクトな36Pハードカバー本&ツアーポスター絵柄のポストカード×5種封入
●読み易いサイズの52P日本語ブックレット(英文ライナー訳・解説・データ・歌詞・対訳)
ざらざらとした質感で取り回しが良く、文字も読みやすいこのエディションは、例えばかつてロックに夢中だった父親へのプレゼントなどにも最適だろう。
 
マニアはマスト
スーパー・デラックス・エディション(UICY-91810)11/28発売 ¥15,000(税込)
今回のリリースの中でもハイエンドな存在がこのスーパー・デラックス・エディション。特長は、
●超大型ボックス(縦44cm弱×横30cm強×高4cm弱))+超大型96Pハードカバー本+超大型24P日本語ブックレット(英文ライナー訳・解説・データ・歌詞・対訳)
●通常版より30曲多いベスト80曲。
●デビュー前のデモ音源5曲を収録したボーナスCD(SHM-CD)と、BBCでのステレオ・ライヴを封入した7“EP他を封入
マニアはやはり、これを選ばなければならないだろう。未発表曲もさることながら、あまりに大きいボックスは、例えば上蓋を壁に掛けるだけでも立派なインテリアになる。尚、このエディションにしか入っていない30曲は下記の通り。
「彼氏になりたい」「ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ」「シー・セッド・イエー」「アイム・フリー」「プレイ・ウィズ・ファイア」「アウト・オブ・タイム」「マザーズ・リトル・ヘルパー」「ダンデライオン(たんぽぽ)」「レディ・ジェーン」「フライト 505」「2000光年の彼方に」「チャイルド・オブ・ザ・ムーン」「地の塩」「ミッドナイト・ランブラー」「ユー・ガット・ザ・シルヴァー」「ビッチ」「ダンス・リトル・シスター」「シャッタード」「ファーラウェイ・アイズ」「ダンス (パート1)」「氷のように」「ネイバーズ」「オールモスト・ヒア・ユー・サイ」「ユー・ガット・ミー・ロッキング」「アイ・ゴー・ワイルド」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「セイント・オブ・ミー」「ラフ・ジャスティス」「レイン・フォール・ダウン」「プランダード・マイ・ソウル」
                                                       

各エディションにはそれぞれ輸入盤もあるが、解説、データ、歌詞、対訳、英文ライナー訳(デラックス系のみ)を備え、高音質なSHM-CD仕様(エントリー・エディションを除く)となっている日本盤が、その価格差に値するかどうかは判断次第。尚、『デラックス・エディション』と『スーパー・デラックス・エディション』の日本盤は、輸入部材の遅れにより11/28発売に延期となっている。

新たに12/8、ニュヨークはバークレイズ・センターでのライヴも発表になり、年内のライヴは5回を数えることとなった。バンドはすっかりエンジンが掛かった様子で、来年の本格的なツアー敢行も仄めかすようになっている。ここは日本でもチャート諸々盛り上げて、是非とも来日公演を実現してもらいたいところだ。

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