FMラジオ局 J-WAVE 81.3FMが、11月21日（水）、SHIBUYA　O-nestで「TOKYO REAL-EYES」のプロデュースによるライブイベント「LIVE SUPERNOVA」を開催した。

「LIVE SUPERNOVA」はJ-WAVEで放送中の番組「TOKYO REAL-EYES」（毎週金曜日24:00～28:00）が「新しい音楽＝SUPERNOVA(超新星)との出会い」をテーマに毎月実施しているオリジナルイベント。

出演は、In197666、KIDS、近藤晃央の3組。J-WAVEでは、このライブの様子を11月23日金曜日24：00～　放送の「TOKYO REAL-EYES」でオンエアする。


■ 藤田琢己の「LIVE SUPERNOVA Vol.77」ライブレポート

去る11月21日、渋谷O-nestで、J-WAVE TOKYO REAL-EYES主催の無料招待ライブイベント、LIVE SUPERNOVAが行われ、番組が注目する近藤晃央、In 197666、KIDSというフレッシュな3組が熱演を繰り広げた。

会場オープンから番組ナビゲーター藤田琢己がDJを務め、会場をあたためつつ、トップバッターの近藤晃央を呼び込む。

ピアノ、カホン、アコースティックギターというバンド編成で登場。スピード感のある曲も、ドラマチックな展開の曲もあり、いわゆるシンガーソングライターというイメージにとどまらない緩急の効いたパフォーマンスが印象的だった。すらりとした長身からくり出されるハイトーンのボーカルに、会場がハッと息をのむような瞬間もあり、ライブ独特の心地よい緊張感を味わえた。

続いての登場はIn 197666(イン・ナインティーンセブンティーシックスシックスシックス)、という、下北沢や渋谷を中心に活動するユニークな名前の4人組ギターロックバンド、演奏のうまさや立ち振る舞いの堂々とした感じは、フレッシュなバンド特有の荒さはなく、パワフルかつ疾走感のあるロックサウンドがバンドの一体感と相まって、力強く会場に放たれていった。一方でバラードの曲ではより一層メロディーが引き立ち、しっとりと聴かせる一面を見せた。

番組恒例のプレゼントタイム、ツイッターでのプレゼント企画の発表などもはさみ、最後のバンドを呼び込む。

今回のトリをとったのは、奈良出身の4人組KIDS。ダンスビートの曲から始まり、アップテンポでダンサブルなメロディアスロックにお客さんの体の揺れも、手が挙がる反応も大きくなり、「ミラーボール」という曲で飛び跳ねる姿も見られた。「仲間になれた気がした！」というMCの通り、ニコニコしながら曲に合わせて手を振るオーディエンスの姿が印象的に見えた。

爽やかで「イケメン」なラインナップだった今回の3組だったが、それぞれの熱量は満員の会場に伝わったようで、終演後の物販エリアでバンドとコミュニケーションをとるお客さんの列の長さに手応えを感じた。

text by TOKYO REAL-EYESナビゲーター藤田琢己




■ J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA Vol.77”
2012年11月21日（水）SHIBUYA　O-nest

セットリスト（出演順）

□ 近藤晃央
M1.フルール
M2. 無表情
M3. テテ
M4.らへん

□ In 197666
M1. 楽園
M2. プラナス
M3. 天気予報
M4. OVER TO YOU
M5. シキサイの種
M6. あいくるしい（IQ:64）

□ KIDS
M1. それなら僕は
M2. film
M3. ミラーボール
M5. 四季
M6. 愛してるよ


■ J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」サイト
http://www.j-wave.co.jp/original/realeyes/

■ In 197666オフィシャルサイト
http://in197666.info/

■ KIDSオフィシャルサイト
http://www.kids-official.com/

■ 近藤晃央オフィシャルサイト
http://www.akihisakondo.com/top.html