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坂本美雨x武部聡志 初セッション!ポール・マッカートニー使用ピアノで、ビートルズ・ソング演奏!

2012.12.27

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TOKYO FMをはじめとするJFN38局は、年末年始特別番組『今贈ろう。あの人へ、胸いっぱいのありがとう!』を、12月31日(月)23時~25時に放送。
2013年を迎えた午前0時からは、坂本美雨と武部聡志の初セッションによる「ニューイヤーライブ」をリスナーに届ける。

そして本日12月27日(木)、報道関係者を招いてのセッション収録がTOKYO FMのスタジオイリス行われた。

収録前に武部は坂本に「いつもピアノは誰と一緒にやることが多いの?」と聞きながら、「美雨ちゃんの歌をバックにピアノを弾く人は緊張するよね。だって、サラブレッド中のサラブレッドだから(笑)」と言うと、坂本は「そんなことないですよ!」と笑いながら答え、現場も和みムード。

そして収録がスタート。
武部が演奏するのは、ポール・マッカートニーがビートルズ時代にアビー・ロード・スタジオで使用していたという貴重なピアノということもあり、1曲目はビートルズの「ACROSS THE UNIVERSE」。

takebe_myu1227_enso.jpg流れるような坂本の美しい声と、武部が奏でる柔らかいピアノの音色に関係者一同も魅了される。

坂本はMCで「(武部の)表情を観ているのが途中で歌いながら嬉しくなってしまって。」と笑顔を見せ、武部は今回使用したピアノの説明をしながら、音色については「ストイックな音でイギリスの、雲が低い感じを味わった。ポールがこれを弾いていたかと思うと、感無量ですね。」と語った。


リアルタイムでビートルズを聴いてきたという武部と、ニューヨーク生まれで学校でもカルチャーの授業としてビートルズの楽曲に触れてきた坂本はビートルズ談義に花を咲かせながら、武部は「坂本さんの声はピアノを弾いていても気持ち良いです。素晴らしい声ですよね。」と坂本の歌声を絶賛。

初共演でありながら、互いに初めてとは思えないというの二人だが、坂本が「本当にこのピアノが繋げてくれているのかしら?」と言うと、武部も「魔法のピアノ」と笑顔を見せた。
次にセッションするのは坂本の母親でもある矢野顕子の「ひとつだけ」。

今回の共演にあたり、折角なので坂本龍一か矢野顕子の楽曲も織り交ぜてはどうだろうという武部の提案から選曲されたもので、武部自身もこの日本のレジェンド二人を尊敬してやまないと言う。
しかし楽曲に対しては「これがまた難しいんだ!」と苦笑いを見せ、坂本も「ちょっと面倒くさいんですよね。」と笑う。坂本は99年にリリースの自身のアルバム『DAWN PINK』でこの曲をカヴァー。なんとこの時は矢野顕子がコーラスをしたという。
そして坂本の最新アルバム『『I'm yours!』に収録の「雨とやさしい矢」と続け、すっかり息の合ったコンビネーションをみせると、最後は「ネバーエンディングストーリー」でセッションは終了。

収録後の取材で、改めてこのピアノを演奏したことについて聞かれると武部は「子どもの頃に聴いていた音を自分が弾くというのは不思議な感覚です。楽器はその国の音がするんですが、このピアノは本当にブリティッシュの音がします。自分もブリティッシュロックが大好きなのでこの音に惹かれました。」と語り「ピアノは古い楽器に触れることがありそうで、実はなかなかない。色々な演奏者の想いを受け止めてきたピアノだと思うので、その一人になれたことを嬉しく思います。」と、このピアノを演奏できた喜びを語った。


その武部が奏でるピアノ演奏で歌ったことに対して坂本は「武部さんと初めてご一緒出来るというだけでも嬉しいのに、それがビートルズのピアノだというので、緊張が何層にも重なっています。でも楽しかったですし、自分の声とこのピアノの音色は相性がいいと勝手に思っています。」と笑顔を見せた。
また、「この由緒あるピアノをバックに歌ったことはご両親にも自慢できるのでは?」という問いには「考えてもみなかったけど、自慢してみようかな。シレッと写メでも送ってみます。」と、和やかムードの一幕も。


そしてmFoundからは武部に、「もしポールマッカートニーとセッションできるとしたらどのビートルズナンバーを一緒に共演したいですか?」と問いかけてみると「“Fool on the hill”かな。渋い曲をやってみたいです。」と語ってくれた。

最後に2013年への豊富や想いを聞かれると坂本は、「近年歌い続けているので自分が楽しいというだけではなく、この歌で人の役に立ちたいと考えています。だから来年はもっとアクティブにそれができればと思います。」と語り、武部は「こういう時代だからこそ、音楽を職業にしてピアノを弾いて幸せだと思います。音楽の力は無限だと思うし、色々な人の心の支えになったり自分も音楽に救われたことが沢山ある。だから音楽で救うというと大げさかもしれませんが、力になる。そういう仕事についているということを誇りに思います。」と語った。


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トークを交えたこの演奏は、12月31日(月)23時~25時の年末年始特別番組『今贈ろう。あの人へ、胸いっぱいのありがとう!』
でON AIR
されるので、是非そちらをチェックしてほしい。



【本ライブで使用するピアノについて】
piano.jpg1967~1969年にロンドンのアビー・ロード・スタジオで、ビートルズがレコーディングに使用したジョン・ブロードウッドのベヒシュタインのピアノ。

後期ビートルズの楽曲には、ほとんどこのピアノが使用されており、1967年「イエロー・サブマリン」の録音から始まり、1968年「ホワイトアルバ ム」収録の「オブラディ・オブラダ」、「バック・イン・ザ・USSR」、「バースデイ」、「ホワイ・マイ・ギター・ジェントリー・ウィップス」、「アイ ム・ソー・タイヤード」、「セクシー・セディ」、「ハニーパイ」などに使用されていました。曲によっては、ポールばかりでなく、ジョンも演奏していた。

1969年には「ゲット・バック」、「ドント・レット・ミー・ダウン」、「レット・イット・ビー」、「ユー・ノウ・マイ・ネーム」、「ザ・バラード・ オブ・ジョン&ヨーコ」、「オールド・ブアウン・シュー」のすべての録音に使用。



年末年始特別番組『今贈ろう。あの人へ、胸いっぱいのありがとう!』

12月31日(月)23時~25時 ON AIR

https://www.tfm.co.jp/arigato/

坂本美雨オフィシャルサイト
http://www.miuskmt.com/

坂本美雨「ディア・フレンズ」も絶賛放送中
MON/TUE/WED/THU / 11:00~11:30
http://www.tfm.co.jp/dear/

武部聡志(Halftone Music)
http://www2.htmg.com/producers/satoshi-takebe/

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