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チック・コリア、新プロジェクトを始動!『ザ・ヴィジル』リリース!9月に来日!

2013.08.09 JAZZ

main201308092158.jpg1960年代から活躍し、“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスのバンドに参加するほか、フュージョン/クロスオーヴァー路線でも名曲「スペイン」を生み出すなど、常にジャズ・シーンをリードしてきたチック・コリア。そんな彼がまた、シーンに新風を巻き起こすバンドを結成し、そのバンド名を冠したアルバム『ザ・ヴィジル』を8月7日にリリースした。

“不寝番”といった意味を持つこの“ヴィジル”という言葉を選んだことについて、チック本人は「人々はいつも他人を楽しませたいという本能的な衝動を心に抱き、歌ったり、踊ったり、太鼓を叩いたり、演奏したり、物語を語ったり、絵を描いたりしてきた。(中略)この基本的な衝動を、絶えず着実に監視し維持し続けること、音楽を通じてのコミュニケーションを、いつも純粋で新鮮なものにし、最高の状態に保つこと、そこにこのバンドの存在意義があり、メッセージがある。それがヴィジル(=徹夜の監視)だ。わたしたちはそれを固守し、常に進化させようとするのだ。」と語っており、並々ならぬ意欲が伝わってくる。

そんな強い意志を貫くために「年齢や経験に関係なく選んだ」というメンバーは、ジョン・マクラフリンから“次のジャコ・パストリアス”と称され注目を集めているベーシスト=アドリアン・フェローと、巨匠ロイ・ヘインズの孫のドラマー=マーカス・ギルモア、チックの右腕として世界ツアーにも帯同している管楽器奏者=ティム・ガーランド、アメリカ西海岸を拠点にジャズ・シーンで“ライジング・サン”と称されるギタリスト=チャールス・アルトゥラを起用。

その他、70年代に一世を風靡したバンド“リターン・トゥ・フォーエヴァー”でも活動を共にした盟友ベーシスト=スタンリー・クラークもゲスト参加したアルバム『ザ・ヴィジル』で、「わたしは世界中のすべてのリスナーに喜びと希望をもたらしたい」と語っている。

9月にはこのバンドを率いて来日公演も決定。“ジャズ界のリードオフマン”=チック・コリアの新展開から目が離せない。


■ チック・コリア ユニバーサル・ミュージック公式サイト
http://www.universal-music.co.jp/
chick-corea

リリース情報

チック・コリア『ザ・ヴィジル』
2013年8月7日発売
UCCO113520130809.jpg
UCCO-1135 SHM-CD仕様 ¥2,600(tax in)

収録曲
1: ギャラクシー32・スター4 (Galaxy 32 Star 4)
2: プラネット・チア (Planet Chia)
3: ポータルズ・トゥ・フォーエヴァー (Portals to Forever)
4: ロイヤリティ (Royalty)
5: アウトサイド・フォー・スペース (Outside of Space)
6: プレッジ・フォー・ピース (Pledge for Peace)
7: レガシー (Legacy)

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LIVE情報

チック・コリア&ザ・ヴィジル 日本公演
9/08(日)東京JAZZ
9/10(火)〜 9/12(木)ブルーノート東京
9/14(土)金沢ジャズ・フェスティヴァル
9/17(火)新潟テルサ

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