デビュー9周年を迎えた6月23日にプライベートレーベル“ELA（エラ）”を立ち上げた木村カエラ。レーベル第一弾のリリースとなる作品は自身初となるコラボカヴァーアルバム、そしてタイトルは『ROCK』であることは既報通り。

来年のデビュー10周年をひかえたカエラが、自らのルーツのなかでも影響・刺激を受けたといえる60年代、70年代、80年代の海外の音楽を背景に、各時代においてその存在、生き方に強烈な個性を残した海外アーティストたちの楽曲をいま、彼女が大好きな国内外のアーティストとの共演でカヴァーするという企画に注目が集まり、続報が待たれていた。

これまでに発表されていた内容は、コラボ参加するアーティストの第一弾情報として国内から石野卓球、Chara、海外からPOP ETC 計3組の名前が挙がっていたことと、60年代～80年代の洋楽をカヴァーするということ。アルバムタイトルの『ROCK』は音楽ジャンルの“ロック”ではなく、その存在や生き方で刺激を受けたアーティストたちを指すということ。

本日（8月30日）、第二弾のコラボ参加アーティストの情報とともに、作品の詳細が発表された。

まず、発売日が10月30日に決定。カエラ本人が初めてデザインを手がけたという豪華バッグ＜Sexy レコード＆クラッチ Bag＞が完全生産限定初回盤Aの特典として付いてくる豪華仕様であることが明らかに。このバッグにはレコードサイズ見開き紙ジャケット仕様のCDがセットされ、ジャケットの中には木村カエラ折込ポスターも封入されている。ELAレーベルの第一弾リリースとあって、カエラらしい遊び心にあふれた豪華作品だ。

このほか、バッグがつかない、レコードサイズ見開き紙ジャケット仕様のCD＋木村カエラ折込ポスターがセットされた初回盤Bと通常盤CDの計3種の形態でリリースされるが、全てのジャケット写真が異なるコレクターズ泣かせとも言える仕様に。

いわゆるアーティストの顔がドンと入ったり、ロゴが中心にくるようなものではなく、“日常で気軽に使える”ことを意識してデザインされたというバッグ。クラッチバッグ的に折って使ってもよし、レコードバッグ的に手提げバッグとして使用してもよし、実際にバッグを使う人のことを考えてつくられただけに、単なるCDの特典グッズとは少し様相が異なりそうだ。バッグ付CDは生産限定のため、予約必至だろう。

そして、第二弾コラボ参加アーティストとして今回発表されたのは、2011年メジャーデビュー以降、映画「モテキ」にも出演、人気急上昇中のN‘夙川BOYS、Gt＆Vo．清水美和子のソロプロジェクトで、様々なフェス出演で注目を集めるPredawn、そして海外アーティストから、ブラジル・サンパウロ発のガールズバンドで2007年12月iPod touchのTVCMソングに「Music Is My Hot Hot Sex」が起用され、その名前が知れ渡ることとなったCSSの3組。3組の個性がそれぞれカエラとどうミックスされたか、音源を聴くのが待ち遠しい。

コラボカヴァーアルバム『ROCK』は全12曲の収録が予定されている。9月中旬以降には残り6組のアーティスト全てが解禁となり、それぞれのアーティストとともにカヴァーした楽曲も発表されるという。発売まで2か月と迫り、少しずつ全容が解禁されているなか、期待は募るばかりだ。


■ ビクターエンタテインメントホームページ
http://www.jvcmusic.co.jp/kaela/

■ オフィシャルホームページ
http://www.kaela-web.com/

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http://kaela.jugem.jp/

■ ELA オフィシャルホームページ
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