メジャーデビュー10周年のメモリアルイヤーとなった昨年は、アルバムリリースや全国ツアー、7年ぶりの劇場公演など精力的な活動が注目を集めた森山直太朗。3月27日には約2年半ぶりとなるシングル「日々」をリリースする。今回、「日々」のミュージックビデオが完成した。
 
「日々」は、昨年秋に全国5都市で開催した、音楽と演劇を融合した劇場公演「とある物語」の劇中で歌われた楽曲。否が応でも続いていく“ありふれた日々”を歌った、儚く美しいパワーバラードとなっている。

今回のミュージックビデオでは、おぎやはぎの矢作兼さんに出演を依頼。映像では矢作さんの何気ない日常風景を描き、最後には春の訪れを感じさせるあたたかな作品となっている。また、公園や商店街など日常風景の中にさまざまな役でまぎれ込む森山直太朗の七変化も見どころ。サラリーマンからホスト、女子高生まで、見事に演じ切っている。
 
4月24日（水）には、劇場公演の舞台で披露した楽曲全11曲を収録したアルバム『とある物語』のリリースも決定しており、デビュー11周年目に入った今年も直太朗の活動に注目だ!!
 
 
■ 矢作さん＆直太朗 コメント
 
Q. 森山直太朗のPV出演オファーを受けてどう思いましたか？
矢作さん：森山直太朗ってことでこれはもうOKですよ。僕の愛する小木の弟さんですから。即答でOKしました。
 
Q. なぜ矢作さんに出演を依頼したんですか？
直太朗：この曲で歌っているありふれた日々の景色と、矢作さんの持っている自然な佇まいがぴったりはまって、矢作さんしか考えられませんでした。満場一致でした。
 
Q. 今回の直太朗のPV出演にあたっての心構えは？
矢作さん：ポイントは日々の生活の表情ってことですよね。普段僕も日々の生活をしているので。普段してる表情を出せればいいなと。

直太朗：矢作さんはプライベートが見えそうで見えない。でもこのPVの中で矢作さんのプライベートな一面も垣間見れたら、個人的にいいんじゃないかなと思います。
 
Q. 矢作さんから見て森山直太朗はどんな人物？
矢作さん：最初からいい感じだった。うちの隣に住んでたし。好青年ですね。
 
Q. 直太朗から見て矢作さんはどんな人ですか？
直太朗：矢作さんはとにかくしゃべってるだけでほんとに面白くて。一挙手一投足目がはなせない、大ファンの一人です。
 
Q. PVを撮り終えての感想は？
今回はいろんな役に成りすましたので、文化祭みたいに楽しんでやれました。七変化は一つ一つ丁寧にできた。どれだけ街の風景にまぎれこめるかっていうのが1つのテーマでしたけど自分としてはうまくまぎれこめたんじゃないかなと思います。女子高生役をやってみたんですけれども、びっくりするほど不細工でした。
 
Q. 矢作さんの演技はどうでしたか？
矢作さんはものすごくフランクな人なんですね。日常とお仕事の顔の境がほんとにない人。PVでもすごく自然な表情で演じてくれました。
 
Q.　最後にメッセージを。
日々の日常を描いた矢作さんの演技や、いろんなところにまぎれこんでいる僕の七変化など、見どころはいろいろとあると思うんですがとにかく楽しんで面白がって作った作品なのでそのへんを感じていただけたら。この曲自体もそんな雰囲気の中で作った曲なのでそれがよくPVに反映されたんじゃないかなと思います。見たまま感じるままに、ご覧になっていただきたいなと思います。
 

■ 劇場公演について
・劇場公演とは音楽ライブと演劇を融合した舞台で、森山直太朗の楽曲の共作者でもある盟友・御徒町凧が脚本・演出を手がけた。直太朗は主演として舞台上で役を演じつつ、生演奏をバックに歌を披露した。
・劇中で歌われた歌はすべてこの舞台のために書き下ろされた新曲であり、音源化を望む声が多く寄せられていた。
 

■ オフィシャルサイト
http://www.naotaro.com/index.asp