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the telephones、TK from 凛として時雨、ONE OK ROCK出演ライブレポート!

2013.04.01 J-WAVE

今年開局25周年を迎えるFMラジオ局 J-WAVE 81.3FMは、3月28日(木)新木場スタジオコーストで毎週金曜日深夜24:00~28:00に放送中の「TOKYO REAL-EYES」のプロデュースによるライブ・イベント「J-WAVE 25th ANNIVERSARY “TOKYO REAL-EYES” LIVE SUPERNOVA 81.3DX」を開催した。

「LIVE SUPERNOVA」はJ-WAVEで放送中の番組「TOKYO REAL-EYES」(毎週金曜日深夜24:00~28:00・ナビゲーター:藤田琢己)が「リアルでフレッシュな新しい音楽との出会い」をテーマにほぼ毎月実施しているオリジナルイベントで、今回で81回目を迎える。通常は番組リスナーの招待制となっているが、今回はデラックス版として、会場を新木場スタジオコーストに移し、「3月開催の81回目」とJ-WAVEの周波数「81.3」をかけて、「81.3 DX」と題し、券売イベントとして開催した。

出演は、Vo./Gt./Syn.の石毛 輝が創造するさまざまな音楽の情報量を感じさせる楽曲と、エネルギッシュかつ個性あふれるステージングで、独自のダンサブルなエレクトロサウンドをスパークさせる、the telephones、「凛として時雨」の中枢、TKが、自らの意識を解き放ち、既存のジャンルの壁すらも超越したプロジェクト、TK from 凛として時雨。そして、エモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライブパフォーマンスが圧倒的な支持を集める、ONE OK ROCK。今もっとも熱い3組が終結するスペシャルなライブイベントとなった。

J-WAVEでは、このライブの様子を4月19日金曜日24:00~放送の「TOKYO REAL-EYES」でオンエアする。


■ 藤田琢己の「LIVE SUPERNOVA 81.3」ライブレポート

3月28日に、J-WAVEで毎週金曜日の夜12時から生放送しているTOKYO REAL-EYESの番組ライブイベントの拡大版、「J-WAVE 25th ANNIVERSARY “TOKYO REAL-EYES” LIVE SUPERNOVA 81.3DX」が行われた。ほぼ毎月渋谷O-nestで開催されているライブイベントだが、81回目を数えた今回は拡大版という事で、新木場STUDIO COASTで行われた。

出演は、the telephones、TK from 凛として時雨、ONE OK ROCKという、今のロックシーンを牽引する若手実力派が揃ったライブとなった。ソールドアウトとなった会場は、オープン前から会場外で待つ人々のざわめきが大きく、スタートのきっかけサウンドが鳴るや否や歓喜の声が上がり、人がフロアでうねるように動いていた。番組のナビゲーター藤田が登場し、トップバッターを呼び込む。

tk_120130401152849.jpg最初のパフォーマンスは、凛として時雨のボーカルギター、TKのソロプロジェクト。本体のバンドとは違い、ベース、ドラムにバイオリンとピアノを入れる編成でライブが展開されていった。どこか無機質で金属音のようなギターサウンドにハイトーンで、時に叫びを帯びるようなTKのボーカルを、バイオリンとピアノが儚さと柔らかさで包み、ベースの日向秀和とドラムのBOBOが強烈なグルーヴで音をうねらせて飛ばして行く。切り裂くような音にどこか温かみのある音がブレンドされ、会場は圧倒されながらも世界観に呼応するかのようにステージを見つめていた。

oneokrock_220130401152527.jpg続いて登場したのは今音楽シーンを席巻しているロックバンド、ONE OK ROCK。先月リリースになったアルバムでは、海外の大御所エンジニアによる音のこだわりが随所に感じられるサウンド感だったが、その世界観を表現するような重厚感とパワー溢れる音世界が繰り広げられた。半年間ライブから遠ざかっていたという、ライブバンドとしての鬱憤を晴らすかのように、エネルギーを放出し、全身を震えさせるように楽器、マイクに向かう姿が印象的だった。分厚いロックサウンドに会場もヒートアップし、人の動きが激しくなり、場内の温度、湿度が急激に上がっていったようだった。

ONE OK ROCKのライブ後、バズーカで番組オリジナルTシャツを撃ち、お客さんがキャッチするというプレゼントタイムがあり、一盛り上がりしつつ最後のアーティスト、the telephonesを呼び込む。

the_telephones_120130401152730.jpg今回のライブのトリをとったのはthe telephones、会場の沸点も最高潮の中、一曲目から怒涛のアップテンポ曲のラッシュで、メンバーも所狭しと動き、お客さんを煽っていく。もともと踊れる曲を得意とするバントだが、今回は特に力強く、スピード感があるように感じた。攻めていくように演奏していく彼らに、お客さんも飛び跳ねながら応えていった。楽屋にいても会場の揺れを感じるほどの盛り上がりをみせたライブは、アンコールに加え、ボーカル石毛が、初めてラジオ出演したのがTOKYO REAL-EYESで、自身もラジオと共に成長してきた、と語るMCもあり、番組のライブイベントという特異性を表現したパフォーマンスであった。

8年間、80回分のイベントの、その一つ一つが繋がっていって初めて今回のようなライブの空気感が出せたんだと感じるほど、他のライブイベントで感じないような一体感を味わえた一夜だった。

イベントはすでに次に向かっている。会場や出演者によって特別なものを感じさせるだけではなく、音楽に向く熱を常に感じる事がそもそも特別なんだと思ってもらえるイベントを目指してこれからも邁進していきたい。

Text by J-WAVEナビゲーター藤田琢己


■ セットリスト(出演順)

TK from 凛として時雨
M1. flower
M2. 12th laser
M3. phase to phrase
M4. Abnormal trick
M5. haze
M6. 新曲
M7. film A moment

ONE OK ROCK
M1. Deeper Deeper
M2. Re:make
M3. Nothing Helps
M4. アンサイズニア
M5. Clock Strikes
M6. The Beginning
M7. 完全感覚Dreamer

the telephones
M1. Monkey Discooooooo
M2. sick rocks
M3. A.B.C.DISCO
M4. Keep Your DISCO!!!
M5. AAUUOOO
M6. HABANERO
M7. I Hate DISCOOOOOOO!!!
M8. Urban Disco
EN. Love&DISCO


■「TOKYO REAL-EYES」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/
original/realeyes/


■ the telephones オフィシャルサイト
http://thetelephones.net/

■ TK from 凛として時雨 オフィシャルサイト
http://sigure.jp/tk/

■ ONE OK ROCK オフィシャルサイト
http://www.oneokrock.com/

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