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キリンジ、兄弟としての現体制でのラストライブ!今後はそれぞれの道へ

2013.04.15 キリンジ

20130415112039.jpg結成17年、兄弟としてのキリンジのTOURファイナルが4月11日、12日にNHKホールにて2日間に渡り開催された。

2月10日の横浜ブリッツ公演を皮切りに、全国14箇所15公演に及ぶロングツアーの最終日となり、チケットは即日SOLD OUT。このツアーをもって、弟の堀込泰行(Vo/Gt)がキリンジを脱退することが発表されており、兄弟揃っての最後のツアーということもあって、惜しまれる気持ちはもちろんでありつつも、それを上回るかのような、「素晴らしい音楽をありがとう」という観客の熱い思いに溢れる歓喜のムードがホール内には終始漂っていた。

20130415112123.jpgサポートメンバー(ドラム、ベース、キーボード、ペダルスティール)4名とともに、幕が降りると同時にステージに姿を現す、堀込泰行(Vo/Gt)と堀込高樹(Gt/Vo)。軽快なリズムに乗せた「グッデイグッバイ」からスタート。今か今と待ちわびたオーディエンスの気持ちが一気に高まる。

「懐かしい曲も含めてたくさん用意してあります」といったような泰行の挨拶にもあったように、この日はなんと33曲、4時間弱の長時間にわたるライブとなった。

キリンジの代表曲「エイリアンズ」「Drifter」をはじめ、ロマンティックなムードの「愛のCoda」、ミディアムポップチューン「You&Me」重厚感のあるコーラスで聴かせる「アルカディア」、名曲ナンバー「スウィートソウ
ル」など、初期から中期の人気ナンバーの数々を一つ一つ丁寧に熱演。3月27日にリリースされたばかりのNEWアルバム「Ten」収録のキリンジ流の応援ソング「ナイーヴな人々」まで、新旧織り交ぜたキリンジの世界を、ゆっくり1曲1曲深く噛みしめるように、観客は酔いしれた。

メインボーカルである泰行の美しく伸びやかな声と、高樹によるハーモニー、キリンジ流のサウンドアレンジ。強力なバンドを従え構成された、確信に満ちた独自のワールド。夢見ごこちのスペシャルな空間に、オーディエンスは終始、感動し、歓喜していたに違いない。

20130415112150.jpg「ファンに恵まれたグループだった」「これからもよろしくお願いします」とこれまでのファンへの感謝の挨拶で締めくくった。もはや、誰にも真似することはできない独自のポップスを確立したキリンジ。今後は堀込泰行はソロ活動に専念し、兄の堀込高樹による新生キリンジとしてスタートするが、互いを尊重しあっての前向きなセパレートととらえると、彼らがこれからどんな旅路に立ち、どんな世界を見せてくれるのかが、ただただ楽しみである。


■ キリンジ「Ten」特設サイト
http://columbia.jp/kirinji/

■ キリンジオフィシャルサイト
http://www.natural-llc.com

■ 新曲「ナイーヴな人々」MUSIC VIDEO
http://www.youtube.com/
watch?v=7M1NLLlsCLA&
feature=player_embedded

リリース情報

キリンジ
10thアルバム「Ten」

2013年3月27日発売

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