twitter twitter

最新音楽ニュース

奥田民生、斉藤和義、藤井フミヤ&尚之、森山直太朗、トータス松本らがギター1本で真剣勝負!TOKYO Guitar Jamboree開催!

2013.04.22 J-WAVE

FMラジオ局 J-WAVE(81.3FM)が、4月20日(土)両国国技館にて「J-WAVE 25th ANNIVERSARY TOKYO Guitar Jamboree」を開催した。このイベントは、2012年8月13日にZepp DiverCity Tokyoで開催され大好評だった、円形センターステージでのアコースティック・ライブ「J-WAVE LIVE 813+ac」の流れを受け、さらにパワーアップしてお届けする2013年型の「アコースティック・フェス」。360度開放ステージで出演者全員がアコースティックギター1本でパフォーマンス、両国国技館での歌とアコギの真剣勝負を繰り広げた。

今年開局25周年を迎えたJ-WAVEのスローガンは「CREATING THE NEW STANDARD」。これまでに前例のなかったものを世に送り出していこうという気概が込められたこのスローガンのもと生まれたイベントが、「J-WAVE 25th ANNIVERSARY TOKYO Guitar Jamboree」。

会場は相撲の聖地、両国国技館。舞台は土俵と同じ、センターステージ。ぐるっと360度、オーディエンスが取り囲み、出演アーティストは、アコギ1本と歌声だけで真剣勝負を繰り広げます。相撲と同じく「砂かぶり席」や「枡席」もあって、まさに国技館ならではの演出が施されたユニークなアコースティック・ライブイベントです。

あいにくの曇天模様ではあったものの、ソールドアウトとなった場内は、昼間からエネルギーが充満。正午の開演と同時に、かつて国技館で実際に呼び出しをされていた方が登場し、まるでドラムソロのように一番太鼓を叩くと拍手喝采。拍子木に合わせ、序の口として大石昌良が“西”から登場。3ピースバンド「Sound Schedule」のボーカル&ギターでありソロ・アーティストとしても活動している彼、鮮やかなブルーのジャケットに身を包み、アコギを手にのびやかなボーカルを響かせます。

oishimasayoshi_120130422181435.jpg「J-WAVEのスタジオライヴを披露したことがきっかけでこのイベントのブッキングが決まった」というだけあって、参加できる喜びをギターにぶつけ、2曲目の「トライアングル」では、見事なタッピング奏法を披露。「東京に出てきて12年間音楽の夢を追いかけてきて良かったです。1万人の前で歌えることができて本当に幸せです」と語り、東京のことを歌った「東京ループ」で締めくくりました。

ishizakihuwie_120130422181045.jpg2番手は、情感あふれるボーカルが魅力の石崎ひゅーい。どちらかというと、ヴォーカリストというイメージの彼、この日はアコギを持って登場。弾き語りというよりシャウトするような唱法でロックなステージを展開。一方、ラストの曲「花瓶の花」では、「静かにしてもらえますか」とランチタイムで少しざわついていた場内を静まらせ、しっとりと歌声を届けました。

rake_120130422181701.jpg続いては仙台在住のシンガーソングライター、Rake。登場BGMに乗せて土俵ならぬセンターステージを一周。場内を手拍子に包んだまま1曲目「First Sight」に突入。コール&レスポンスを交えながら、360度の観客を巻き込んでいきます。ラストはヒット曲「100万回のI LOVE YOU 」。会場と一緒に大合唱でステージを締めくくりました。

wadasho_120130422182044.jpg4人目はTRICERATOPSからソロで参加した和田唱。彼が敬愛するマイケル・ジャクソンの「BAD」に合わせて登場。「37年生きてきて初めての国技館です。こんな形で来るとは思いませんでした」という彼のステージは、TRICERATOPSのナンバーをアコースティックかつしゃれたアレンジで披露。途中、フランク・シナトラで知られるスタンダード「COME FLY WTH ME」なども交え、余裕さえ感じさせるパフォーマンスでした。

kishidashigeru_120130422181200.jpg続いてもバンドからのソロ参加、くるりの岸田繁。ベレー帽姿で登場し、鹿児島民謡の「おはら節」からスタート。「キャメル」「デルタ」などアコースティック・ライブならではの渋い選曲で会場をうならせます。直前までセットリストを決めていなかったようで、途中で1曲追加したり、曲紹介もなく新曲を披露したり、最後は「土俵の上で英語の歌を歌ってしまいます」ということでオアシスの「シャンペンスーパノヴァ」のカバーで終了。

tortoisematsumoto_120130422181941.jpgそして前半の結びの一番は、トータス松本。いきなり1曲目からウルフルズの大ヒット曲「バンザイ~好きでよかった」でスタート。大歓声に包まれます。360度から歓声が飛ぶ会場に対し、「なんだかお客さんの言っていることがよく聞こえるんですよ」と反応。すると、さらに会場全体から様々な声が乱れ飛びます。演奏中に、西を向いたり、東を向いたり、向こう正面を向いたり、各方面のリクエストに応えます。ラスト2曲は、サービス精神がついに爆発。ギターを置いてハンドマイクをつかんで立ち上がり、手拍子だけのアカペラ状態でライブを進行。まさに横綱相撲といえるパフォーマンスで前半戦を締めくくりました。

moriyamanaotaro_120130422181333.jpg中入り(30分間の休憩)後の後半は、大関、横綱クラスのアーティストがずらっとラインナップ。まずは森山直太朗。雲竜型で四股を踏んで土俵入り。大歓声の中、歌い始めると、その圧倒的な歌唱力と説得力で会場をしんとさせます。一方、MCはお茶目。会場をいじりながら笑いを巻き起こします。4月24日発売のニュー・アルバムから「日々」を演奏したほか、ラストは「さくら」を熱唱。ギターの弾き語りを得意とするアーティストだけに、さすがの存在感を示しました。

fblood_120130422180939.jpg続いては藤井フミヤ&藤井尚之の兄弟ユニットのF-BLOODが登場。この二人が共作し猿岩石が歌って大ヒットとなった「白い雲のように」でスタート。チェッカーズの曲や藤井フミヤのソロヒット「TRUE LOVE」など、この日の最年長出演だけに、貫禄のステージを見せつけました。

saitokazuyoshi_120130422181811.jpg続いては斉藤和義。硬質なギターのカッティングと鋭いメッセージ、そして独特のボーカル。新曲の「ワアンモアタイム」をはじめ、「家政婦のミタ」のテーマ曲で大ヒットした「やさしくなりたい」などをMCも控えめに披露。ラストは名曲「歌うたいのバラッド」で締めくくり、アコギの弾き語りながら、ロックな印象を残したステージでした。

okudatamio_120130422181543.jpg結びの一番は横綱、奥田民生が東から登場。タオルを頭に巻いて、60年代風のシャツにジーンズといういつものカジュアルスタイル。演奏もリラックスして余裕綽々。トリにふさわしい存在感を放ちながらステージを進めます。「J-WAVEはラジオ局だから番組だけ作っていればいいのに、こんなイベントやったりして」とぐさり。「でも、出演してみたら意外と刺激的で楽しいです」と笑いをとります。ラストは「さすらい」を会場と大合唱してフィニッシュ。

all20130422180900.jpg弓取り式ならぬアンコールは、出演者全員がステージにそろい踏み。クリス・ペプラーとともにMCを務めていた植村花菜も飛び入り参加。国技館らしい曲?ということで奥田民生が選んだ曲、かのディープ・パープルの名曲「スモーク(相撲ク?)・オン・ザ・ウォーター」を、全出演者で競演。全編替え唄になっていて、サビでは「スモーク・オン・ザ・ジェイウェーヴ!」とJ-WAVEの開局25周年をセレブレイト。最後には陣太鼓もセッションに加わって、国技館らしいフィナーレ。総立ちの大歓声のなか6時間を超えるイベントが終了しました。

当日のライブの模様は4月29日(月・祝)の夜8時~J-WAVEで特別番組「TOKYO GUITAR JAMBOREE」としてオンエアされるので、参加した人も参加できなかった人も要チェックをお願いします。


J-WAVE 25th  ANNIVERSARY TOKYO Guitar Jamboree
2013年4月20日(土)
東京・両国国技館

■ セットリスト(出演順)

大石昌良
M1 おはよう
M2 トライアングル
M3 東京ループ

石崎ひゅーい
M1 シーベルト
M2 夜間飛行
M3 花瓶の花

Rake
M1 First Sight
M2 ONE WAY
M3 真冬に咲いたオリオン
M4 100万回のI love you

和田 唱(TRICERATOPS)
M1 if
M2 シラフの月
M3 COME FLY WITH ME
M4 ふたつの窓
M5 GROOVE WALK

岸田 繁(くるり)
M1 鹿児島おはら節
M2 キャメル
M3 温泉
M4 (新曲)
M5 Champagne Supernova
 
トータス松本
M1 バンザイ~好きでよかった~
M2 ブランコ
M3 ふたりでいたい
M4 借金大王
M5 ワンダフル・ワールド
M6 笑ってみ
M7 明星

森山直太朗
M1 レスター
M2 いつかさらば
M3 生きとし生ける物へ
M4 日々
M5 さくら(独唱)

藤井フミヤ&藤井尚之(F-BLOOD)
M1 白い雲のように
M2 Long Road
M3 TRUE LOVE
M4 I LOVE IT! ドーナッツ!
M5 指輪

斉藤和義
M1 I LOVE ME
M2 ワンモアタイム
M3 やさしくなりたい
M4 月光
M5 歌うたいのバラッド

奥田民生
M1 トリッパー
M2 スカイウォーカー
M3 音のない音
M4 息子
M5 最強のこれから
M6 さすらい

SESSION (出演者全員+植村花菜+クリス・ペプラー)
M SMOKE ON THE WATER


■ J-WAVE 25th ANNIVERSARY TOKYO Guitar Jamboreeサイト
http://www.j-wave.co.jp/
special/guitarjamboree/

フォトギャラリー

最新記事

一覧を見る

Interview

Live Report

Blog

ページの先頭へ

ホーム | プレスリリース | プライバシーポリシー | 広告に関しまして | お問い合わせ

  • facebook
  • ツイッター