6月4日にデビュー5周年を迎え、グループの解散を発表しているHi-Fi CAMP。5月25日渋谷O-EASTにて、札幌、仙台、福岡、広島、大阪、名古屋、東京の7都市で行われた「Hi-Fi CAMP 5th Anniversary Eve Tour2013 〜今から本気出すから、出しますからっ!!!〜」が千秋楽を迎えた。

この日O-EASTには集まった満員のオーディエンスを前に、5月22日リリースの「LIFE GOES ON」に収録される最新楽曲「恋の花」からライブがスタート。序盤は「LIFE GOES ON」を中心に新旧楽曲を織り交ぜたセットリストを披露。Key.AIBAがギターを演奏するなど、今までになかったスタイルにも挑戦。10曲を唄い終えると、ステージが暗転。

Vo.KIMによる場内アナウンスが流れ、その一言一言に賑わう会場。すると、Key.AIBA、DJ.TOSHIROがステージへ再登場。ここからHi-Fi CAMPの真骨頂であるお祭りステージがスタート。客席からKIM、SOYAのダブルフロントマンがサプライズ登場すると会場の熱は一気にヒートアップ。開場の際に配られていた風船が会場に投げ込まれ、Hi-Fi CAMP定番のアッパーナンバー「Summer・D・Live」「Summer Magic」を披露、最新アルバムより「1.2.3STEP」「STAR☆TRAIN」をノンストップで演奏し、会場の熱気は最高潮に。絶頂に達したオーディエンスの熱量の中、Vo.KIMより、MCが。

「6/4仙台darwinでのライブを持って、僕たちHi-Fi CAMPは解散することにしました。」と解散について触れると、「それぞれがもっともっと成長するために出した道なので、これからの僕たちをどうか温かく 見守って頂けたら嬉しいです。」と続け、解散を発表する前に書かれたというまさに今のHi-Fi CAMPを象徴とする楽曲「夢よりも大事なもの」を演奏。最後は未来への希望を込めた楽曲「ワンダフル・ワールド」で本編は終了した。

メンバーがステージを後にすると客席からアンコールのかけ声が始まり、ファンの中でも人気の高いHi-Fi CAMPの「桜」を観客が声を合わせて合唱。そんな中、メンバーが再登場し、アンコールへ。

大ヒットナンバー「一粒大の涙はきっと」「だから一歩前に踏み出して」を続けて披露。ツアーグッズを紹介するコーナーでは、こちらも定番となったDJ.TOSHIROによる一発芸で会場を沸かせた。そして彼らにとってファンとの距離を縮めた47都道府県モールツアーにて歌い継いできた「ヒカリ」を熱唱。また形は変わっても必ずステージに戻ってくると強い言葉を残し、Hi-Fi CAMPのデビュー曲であり、5年間歌い続けてきた代表曲「キズナ」を唄い終え、ライブは終了。

のはずだったが、ファンからのアンコールが絶えず、サプライズのダブルアンコールへ。予想していなかったメンバーは、本編中サプライズ登場した際揉みくちゃになり上手く唄えなかったという「Summer・D・Live」を再度 演奏。

「いくぞ東京！いくぞ日本！」と思い切り会場を煽り、ステージを端から端まで走り抜け、最後もHi-Fi CAMPらしく笑顔で活動前の事実上ラストツアーは幕を閉じた。

Hi-Fi CAMPは6月1日にメディアへは最後の出演となるTFM「Good Luck Live」へ生出演、6月4日に地元仙台darwin公演をもってグループを解散致する。


Hi-Fi CAMP 5th Anniversary Eve Tour2013〜今から本気出すから、出しますからっ!!!〜
5月25日（土）Shibuya O-EAST　セットリスト：
01.恋の花
02.一握りの空の下
03.SKY HIGH
04.メモリーズ
05.離れていても
06.I am your HERO
07.1人になんかさせたりしない
08.Day By Day
09.恋
10.桜
11.Summer・D・Live
12.Summer Magic
13.1.2.3STEP
14.STAR☆TRAIN
15.夢よりも大事なもの
16.ワンダフル・ワールド
En1.一粒大の涙はきっと
En2.だから一歩前へ踏み出して
En3.ヒカリ
En4.キズナ
WEn1.Summer・D・Live