2013年夏に行われた、倉木麻衣初のLIVEプロジェクト “RE:”。Reborn（生まれ変わる）、Restart（再始動）、Retry（もう一度挑戦する）…など、様々な言葉へ変化する“RE:”をテーマに掲げ、心を込めて音楽を届けてきた全国LIVEツアーの映像化が決定した。

12月4日（水）に発売されるDVD「Mai Kuraki LIVE PROJECT 2013“RE:”」には、7月7日(日) 東京国際フォーラム ホールAにて行われた「Mai Kuraki LIVE PROJECT 2013“RE:”」のLIVE映像を完全収録、さらに[“RE:”PROJECT]と題して倉木が各地で行ってきた活動や、プロジェクトへのこだわりが伝わるドキュメンタリー映像も収録される。

「15周年を前に、原点に立ち戻って今の自分にできることを考え、行動し、感謝の気持ちを伝えたかった」LIVE前にそう語り、LIVEと平行して様々な活動も行って来た倉木麻衣。音楽を通して“今の私にできること”を考え伝え続けてきた姿勢は、今回のLIVEでも色濃く反映された。

オープニングから“RE:”という深いテーマとコンセプトを受けたLIVEに期待が高まるなか、倉木麻衣がステージに登場すると、１曲目は自然へのRespectの気持ちを歌った「Diamond Wave」、その後は「夢が咲く春」「P.S♡MY SUNSHINE」とアップナンバーが続く。今回のテーマに合わせて倉木が悩み抜いたというセットリスト…“再生”、“未来への一歩”、そういった想いがやさしく、それでいて力強く提示され、オーディエンスはLIVEへと引き込まれていく。会場を包む空気感とも相まって、「Start in my life」「Reach for the sky」、“RE:”プロジェクトに因んでリミックスされた「風のららら」など、倉木ならではの希望に満ちあふれた曲もより輝きを増していく。

チャリティソング「あなたがいるから」、大切な思い出を歌った「さくら さくら...」と、胸に響く珠玉のバラードを歌い上げた後、一転して、ゴールドの衣装で「TRY AGAIN」「PUZZLE」「Feel fine!」とヒットソングをノンストップで披露。最高潮に盛り上がった会場は、あっという間にアンコールの時を迎え、ラストを飾ったのは「Love, Day After Tomorrow」。16歳の倉木麻衣が右も左も分からない中がむしゃらで作り上げた思い出のデビュー曲に、会場一杯が「L.O.V.E」で埋め尽くされた。

“RE:”への想い…。それは、様々な活動へも倉木を突き動かした。LIVE映像と共に収録されているドキュメンタリー「Behind The Scenes of RE: Project 2013」にはこだわりのLIVE制作の裏側だけでなく、特別インタビュー、この夏行われた倉木の活動などが収録されている。宮城県岩沼市で行われた「-瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト」へのボランティア参加、そのプロジェクトで理事を務める細川護熙元首相との対談なども収められ、より深く彼女の想いを感じることができる。

「さまざまな“RE:”があると思いますが、“RE:”は希望も込められている言葉だと思うんです。わたし自身は、全国各地でLIVEを通じてリフレッシュして、また改めて音楽の楽しさを感じることができましたし、歌手としてまたこれからすべきことも再確認できました。皆さんにとっての“RE:”を見つけていただけたらと思います。
もうすぐ15周年を迎えますが、新しいチャレンジをして色々と発信していきたいですし、また、この場所に戻ってきたいと思います。」

LIVE最終日の仙台公演でこう語っていた倉木。今年12月8日、デビューから15年目に突入する倉木のまだまだ続いていく“RE:”プロジェクトを知る上でも必見の作品となっている。


■ 倉木麻衣オフィシャルH.P.
http://www.mai-kuraki.com