今年6月に設立したプライベートレーベルELA（エラ）”の第一弾作品として、国内外12組の豪華アーティストとコラボし、60年代～80年代の洋楽曲全12曲をカヴァーした、スペシャルなコラボカヴァーアルバム『ROCK』を10月30日にリリースした木村カエラ。

デビュー10周年を来年に控える彼女が、自らのルーツのなかでも影響・刺激を受けたといえる60年代、70年代、80年代の海外の音楽を背景に、各時代においてその存在、生き方に強烈な個性を残した海外アーティストたちの楽曲をいま、彼女が大好きな国内外12組のアーティストとともに共演しカヴァーするという企画に注目が集まっていた。

特に『ROCK』の完全生産限定初回盤Aは、カエラ自らデザインを手がけた＜Sexy レコード＆クラッチ Bag＞が付属されるということで、発表当初から予約が殺到していた。しかし、10月に日本に大きな被害を与えた数度の台風により、海外生産を行っていた＜Sexy レコード＆クラッチ Bag＞の国内到着が予定より1か月遅くなる緊急事態を引き起こし、やむなく同商品のみ11月13日に発売延期することとなった（初回盤B、通常版は予定通り10月30日に発売された）。

初回盤Bや通常盤の発売から2週間遅れることもあり、多くのキャンセルが懸念されたが、ほとんどキャンセルはなく、むしろ完全生産限定初回盤Aの発売日である11月13日に近づくにつれ、予約数が伸びているという。3形態の商品において初回盤の一つが発売延期という異例の事態ではあったが、カエラデザインのレコードBagが付属するというプレミア感、そして、作品自体の評価が通常盤発売以降、広がり続けていることが予約殺到の要因だろう。

a-ha の「Take On Me」をはじめ、Cyndi Lauper の「Girls Just Want To Have Fun」 、Lipps, Inc.の「FUNKYTOWN」、STACEY Q の「Two Of Hearts」、Blondie 「Heart Of Glass」、QUEEN「Crazy Little Thing Called Love」、The Velvet Underground「SUNDAY MORNING」、THE KINKS「You Really Got Me」、Beastie Boys「Fight For Your Right To Party」、Eurythmics「SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS)」、The Who「MY GENERATION」、Carpenters「RAINY DAYS AND MONDAYS」という珠玉の名曲全12曲のカヴァーが収録されている『ROCK』。これらを国内10組、海外2組のアーティストとコラボしているのだが、原曲を崩しすぎず、しかしそれぞれのアーティストの個性が輝いているアレンジが、カエラファン以外にも話題となっている。選曲も絶妙で、ドライブやこれから年末に向けて増えていくホームパーティなどでシーンを盛り上げるアイテムとしても評価されているようだ。

カエラ自身、「このアルバムから原曲を知ってもらって、こんな素晴らしい楽曲とこんなROCKなカッコいいアーティストが過去に海外にいたんだ！って感じてもらうきっかけになれば嬉しいです」と語っているように、昨今のカヴァーアルバムブームとは一線を画した彼女ならではの提案を示している。

本作のリリースにあわせて開設された木村カエラ オフィシャルfacebookには、各コラボアーティストとのレコーディング秘話が、『ROCK』オフィシャルサイトでは各コラボアーティストとのレコーディングスタジオムービーが、それぞれ公開されているので、こちらもあわせて楽しんでほしい。


■『ROCK』Take On Me～FUNKYTOWN～SUNDAY MORNING

https://www.youtube.com/
watch?v=ShepCQP3pEs

■ コラボカヴァーアルバム『ROCK』オフィシャルサイト
http://www.ela-music.com/rock/

■ オフィシャルホームページ
http://www.kaela-web.com/

■ ELA オフィシャルホームページ
http://www.ela-music.com/