2013年11月30日にEMI Rからのメジャーデビューを発表したテスラは泣かない。が、東京にて初の自主企画ライブ「“Tell me how to CRY #1」を2/12（水）下北沢SHELTERで開催した。

鹿児島を中心に活動してきた彼らにとって、意外にも今回が東京では初の自主企画ライブ。メンバーが登場し、Vo/Gt村上の「皆さん準備はいいですか？今日は最後までどうぞよろしく！」というMCとともに約250人の観客からは大歓声が上がった。

1曲目は彼らの代表曲のひとつである「cold girl lost fiction」からのスタート。その後は「fuga」「イムソン」と会場の熱気は急速に上昇していく。

そして、続く「Calico」が終了した後のMCにてVo/Gt村上より「ここで大切なお知らせがあります。僕ら、4/23にメジャーデビューシングルをリリースします！今日は、僕らの自信作であり、新たな扉を開けたと思える曲をここで披露しようと思いますがいいですか？」とメジャーデビューシングル「Lie to myself」の詳細が発表されると、観客からは大きな拍手と歓声が沸いた。

本作は、サウンド・プロデュースにミト氏（クラムボン）を迎え、表題曲として「Lie to myself」、カップリングには「アンダーソン」、そして「LIVE Track at Shimokitazawa SHELTER 2014.2.12　-Official　Bootleg-」として本日のライブ音源が入ってなんと500円のワンコインシングル。オンエアはTFM「RADIO DRAGON」にて2/18（火）初解禁となる予定だ。

本編最後、村上が「今日は本当に来てくれてありがとうございます。僕たち、東京でライブをするようになってまだ2年ぐらいだけど、少しずつ前に進んでいる気がしてうれしいです。残り2曲で僕たちが鹿児島から持ってきたマグマロックを噴火させて、下北沢をマグマロック一色にしようと思います！いいですか？」とここまでの道のりを振り返りながら意気込みを述べ、昨年9月にリリースし、ライブの定番曲となっている「アンダーソン」のイントロが始まるやいなや観客の盛り上がりは最高潮に達し、その後すぐに盛大なアンコールが鳴り響いた。

鹿児島在住のため、象徴である桜島をイメージし、自らの音楽を“マグマロック”と称する彼ら。今作サウンド・プロデュースを担当したミト氏（クラムボン）からは以下のコメントも寄せられており、2014年、大噴火を予感させる一夜となった。

”2014年に響くロックンロールは、こんなにヒリヒリしてて、こんなにロマンティック！”  
(クラムボン ミト)


【セットリスト】
2月12日（水）＠下北沢SHELTER
 “Tell me how to CRY #1”

1.cold girl lost fiction
2.fuga
------(MC)------
3.イムソン
4.my world is not yours
5.Calico
------(MC)------
6.Lie to myself (新曲)
7.Shake your hands saying good bye
------(MC)------
8.アンダーソン
9.梵
【encore】
E-2.歩も金になって


■ テスラは泣かない。オフィシャルHP

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■「アンダーソン」PV