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ニューヨーカーも涙した、「シュガーマン」その奇跡の歌声!

2013.04.10 映画

MAYUMINASHIDA20130410185501.jpg「奇跡」には続きがあった。映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」で脚光を浴びた歌手、ロドリゲスが音楽の聖地でSOLD OUT SHOWを成功させ、世界最大級の音楽フェスティバルにも出演する。

彼は1960年代後半にデトロイトでデビューし2枚のアルバムをリリースするものの、USでは商業的には大失敗に終わる。しかし、地球の反対側の南アフリカではその歌声、音楽性の高さ、歌詞の痛烈さが革命を志す若者の間で支持され、社会現象になっていた…。この一連のストーリーがドキュメンタリー映画化され、アカデミー賞長編ドキュメンタリーを受賞するなど大ヒットに。その反響を経て、4月7日に音楽の聖地NYビーコン・シアターでロドリゲスのライヴが行われたわけだが、これがSOLD OUT SHOWとなった。
 
ビーコンシアターは1929年に映画館としてオープン。1970年代以降はミュージカルや演劇、コンサートの会場に転換し、1982年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財として認定された音楽の聖地。かのエアロスミス、ローリング・ストーンズやクイーンも演奏し、オールマン・ブラザーズ・バンドは1989年以来毎年必ずこのホールでライヴを行っている、音楽ファンには有名なホール。総収容人数が3,000人近くになるこの会場が、「奇跡の歌声」を実際に聴いてみようと押しかけた人々で埋まった。会場外ではチケットを400ドルを超すの高値で売るダフ屋が現れるほどのプレミアム・ショーとなった。
 
ステージライトの光をよけるためなのか、目深に帽子を深々とかぶり、長髪にサングラスをかけ、全身黒ずくめでステージに登場。ギター1本を手に登場するやいなや、待ち構えていた聴衆は総立ちに。温かい声援で会場に迎えられたロドリゲスはバックバンド(サックス、トランペット、ギター2、ドラム)をしたがえ、静かに演奏をスタート。映画本編で印象的に流れたサントラ収録曲はイントロだけで会場からは「ウォー」と声援があがる。今となっては「代表曲」を持つほどになった彼は、「アイ・ワンダー」、「アイ・シンク・オブ・ユー」、「イナー・シティ・ブルース」等で会場を魅了。またボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」などのカヴァーも7曲披露し、ファンへの嬉しいサプライズとなった。
 
カバーも含め21曲、約90分のステージを終えるとバンドともにステージに何度か登場し、総立ちのオーディエンスの惜しみない拍手を浴びながらも最後は「安全運転で帰ってくださいね。皆さまに幸あれ」と彼らしく締めくくり、舞台を背にした。
 
このSOLD OUT SHOWでの成功を皮切りに、ロドリゲスは世界最大規模の音楽フェスティバルにも出演する。4月14日と21日にはUSのコーチェラ、6月26にはUKのグラストンベリーへの出演が決定している。また、10月10日の世界最大規模のホール:ラジオシティ・ミュージックホールで行われるライヴも、売り出しと同時に完売している。2012年7月、3館での限定公開から1年も経たずして、世界の名だたる音楽フェスやホールに登場するようになるとは本人含めて誰も想像しなかったに違いない。まさにロドリゲスの歌声がおこした「奇跡」と言えるだろう。
 
何十年も前の作品が海を越え、時を越え、今こうして世界中を魅了している。映画、映画オリジナルサウンドトラック、もしくはライブでその魅力を体感してほしい。

Photo Credit: MAYUMI NASHIDA


『シュガーマン 奇跡に愛された男』

第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞をはじめ、世界中の映画賞にて44ノミネート、29受賞!!
 
監督・製作・撮影・編集:マリク・ベンジェルール/2012年/スウェーデン、イギリス/87分/原題:Searching for Sugar man
オリジナルサウンドトラック:ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル/© Canfield Pictures / The Documentary Company 2012

<配給> 角川書店
全国順次公開中


■ 映画公式ページ
http://sugarman.jp/

■ 映画予告編
http://youtu.be/hnIU9DJoYfM

リリース情報

「シュガーマン 奇跡に愛された男」オリジナル・サウンドトラック
好評発売中
J20130410185816.jpg
CD:SICP-3727/¥2,520

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