音楽、小説、連載漫画でその奇才ぶりを如何なく発揮し続けるボカロP・家の裏でマンボウが死んでるPが、約1年半ぶりとなるセカンドアルバム『壊れた世界で花を抱く』を9月25日(水)に発売することを発表、スペシャルゲストとして声優・釘宮理恵、小野憲章が参加することも同時発表された。

アルバムには、ボカロPデビュー記念日(7月12日)に公開となる新曲「風が吹けば人類が終わる」のほか、ガンガンONLINEでの連載中の漫画「浮かれバケモノの朗らかな破綻」のテーマソング、「地底人が見せた抜群の生活感」や七夕3部作「星のとなりの空け者」など、既に公開されている人気楽曲を多数収録。そして“天国（10,599）級”と銘打たれた完全数量限定盤には、１枚を通じて語られる物語の鍵を握るボイスドラマ、小説、イラストが収録されるとのことで、それらが楽曲と合わさることによってひとつの大きな物語を読み解くことができるという、新しいスタイルの作品となっている。

その物語の進行役を務める主人公は、昨年4月に発売されたメジャー・ファースト・アルバム『My Colourful Confuse』に収録された人気曲「神様はエレキ守銭奴」に登場する、地球を創った女神・ヴィクトリア（CV：釘宮理恵）。そして女神の秘書を務める雛田ミコシ（CV：小野賢章）が、資金不足のため不完全に創ってしまった地球で人類が起こす予想外の行動に慌てふためきながらも、いつしか魅力を感じるようになっていく…！

そしてアルバムの進行役を務めるミコシ役の小野賢章が7月18日(木)に、タカハシ ヨウが毎週木曜22時からFm yokohamaで放送しているレギュラー番組「YOKOHAMA RADIO APARTMENT 家の中で生きてるラジオ」にスペシャルゲストとして出演する。いち早くアルバムの情報を聴けるチャンスとなるので是非チェックしてみよう。(番組URL：http://urx.nu/4xd1)

また、8月22日(木)にスクウェア・エニックスより単行本が発売される連載漫画『浮かれバケモノの朗らかな破綻』とのW購入特典キャンペーンも発表。さらにアマゾンでは、タカハシの盟友・10日Pによるボイスドラマのサウンドトラックと、釘宮理恵＆小野賢章のキャストトークを収録した数量限定スペシャルCDがオリジナル特典としてついてくることも発表された。

タカハシ ヨウ曰く、ファーストアルバム発売後には既に本作のコンセプトが固まっていたとのことで、既に発表されている各楽曲は、アルバム全体の物語の1ピースを担っているとのこと。どれもこれもコンセプト・作風が全く違う各楽曲が、どのようにひとつの物語を形成するのか楽しみである。


■ キャストコメント

釘宮理恵 (女神・ヴィクトリア役)
家の裏でマンボウが死んでるPの日本語を取り扱う感性が素敵で面白いと思いました。また、作品の根底に流れる思いやりとか優しさが、感じが良くて魅力に感じました。そして、音楽・小説・ボイスドラマと多メディアを合わせて一つの作品を表現する、という形にとても共感でき、そんな新しい挑戦の場に参加できて嬉しかったです。


■ 新作動画情報
「風が吹けば人類が終わる」 / 家の裏でマンボウが死んでるP
[niconico]
[YouTube]


■ オフィシャルHP
http://death-manbo.com/