15日(日)はTHE BAWDIES とEli "Paperboy" Reedの「Eli "Paperboy" Reed × THE BAWDIES JAPAN TOUR 2013」を観に、新木場 STUDIO COASTへ行ってきました。
THE BAWDIESは昨年、敬愛するTHE SONICSの来日を実現させましたが、今回は同い年のイーライを呼んでの2マンライヴ。
いやぁ、とにかくアツかった!
先日、『THE SEVEN SEAS』のインタビューでROYくんとMARCYくんに話を訊いた時も、ロックンロールへの愛とそれを伝承する大切さを語ってくれましたが、ライヴではそのロックンロール魂を爆発!
「すっごい楽しい!」と笑顔を見せていたJIMくんはいつもアグレッシブなプレイをみせてくれますが、この日は更にアグレッシブ。
…というより、ハシャいでる?
多分何も予定していなかったところで(MC中ね)、いきなりギターを弾き始めたり、ROYくんのお尻付近に顔をあててギターを弾いたり。
あげくの果てにROYくんから「お前さっきから何やってるの!?」と怒られてるし(笑)。
でもミュージシャン同士が互いのステージを意識し、刺激し合うというのは観ているだけで胸が踊る。
THE BAWDIESのライヴパフォーマンスも、どこかイーライに対する挑戦を感じ。
「好き」だけど「負けない」が溢れていた。
う〜ん、ゾクゾクするね、こういうのって!
私も初めて観るイーライのステージ。
まずはその第一声のシャウトにやられた。
どうやらギターストラップに不具合があったようで途中でギターを弾くのをやめるも、強烈なシャウトとグルーヴでオーディエンスをぐいぐいひっぱる!
ステージアクションも華やか。
今回のライヴの特設サイトを見ると、イーライはサム・カーやテリー・ビッグ・T・ウイリアムスといった伝説的なブルースマンに指導を仰いだという。
そもそもルーツミュージックの伝承者同士のライヴが実現出来たのはTHE BAWDIESからのオファーだったとか。
こういうことがきっかけで、新しい音楽に「生」で触れられることは貴重だと思う。
勿論THE BAWDIES(もしくは自分が好きなアーティスト)のルーツミュージックに触れることも同じ。
THE BAWDIESのメンバーもイーライも同じ30歳。
しかし彼らの音は、彼らが生まれるずっと前のサザンソウルやロックンロール。
勿論そこに彼らの、そして現代のエッセンスは加わっているが、正直「今風」の音ではない。
でも、「今風」の音って何だ?
現に若いオーディエンスたちは怒涛の盛り上がりで音楽を楽しんでいるじゃないか。
そう。本来良い音楽に新しいも古いもないのだ。
「流行の音」というのはある。
でも必要なのは自分の耳で、自分の琴線で「感じる」ということ。
イーライのステージを2Fの端で観ていたTAXMANも良い顔してたな。
THE BAWDIESとイーライの、セッションのようなアンコールは最高でした。
で、勿論最後はイーライとイーライのバンドも一緒に「ワッショイ!」。
(でも一応カウントは、ワン、ツー、スリーでw)
私も新たな音に触れられた日でした^ー^
THE BAWDIES公式サイト
http://thebawdies.com/
まさやん