ココのところ、週末ライヴが多かったまさやんでございます。
3連休では、元ちとせさん、高橋優くん、THE ALFEE。
どのライヴも個性際立ち楽しかったです。
そして16日(土)は、小南泰葉ちゃん。
東阪名ツアーの最終公演@新宿ロフトに行ってきました。
老舗ライヴハウスである新宿ロフトは、新宿の歌舞伎町という歓楽街にあり、今はホスト街ともいえる一角。
近くのセブンイレブンでちょっと買い物をしてロフトへ向かう少しの間、ホスト君たちが客引きしようと、微妙な距離で近寄ってくる。
…が、猛烈な「話しかけるんじゃないぞオーラ」(〜_〜#←こんな感じw)を放ちながら、そのままロフトへ。
ロフトの看板を観てみると…
ん?
なにやら見え方がおかしい。
そう!
「コペルニクス的転回」ツアーと題した今回のツアーは「発想の逆転」を意味し、最新作「121212」と連動しています。
「当たり前の事を逆にして、気づく事や感覚」にフォーカスしたコンセプトライブとのことで、チケットやら看板やら、いたるところが逆向きに。
ライヴコンセプトを随所にちりばめてあり面白いです。
中に入るとゲストのTHE NAMPA BOYSさんのステージ中。
彼ら、楽曲いいね♪
そして小南のライヴスタート。
「アンコール、アンコール!」と響き渡たり、登場した小南は「アンコールありがとう!」と、ピアノ弾き語りで「12月12日」を披露。
その後、音声テープが逆回転。
つまり、グルグルっと回ってライヴが1曲目に戻ったということだろうか。
「ルポルタージュ精神病棟」や「Trash」などプレイ後、藁人形奉納の儀へ。
天台宗常行寺副住職の友光雅臣氏が登場。
フロアから「トモミツーー!」という声援が飛び、吹き出しました(笑)
この藁人形は小南のライヴグッズであり、昨夏の1000体達成を持ってその製作が終了。
で、その藁人形を今回お焚き上げしようという企画。
「一度買ったものをまた返してというのは何なんだけど」
と、小南。あまりの素直な言葉に爆笑が起きましたwww
ま、確かに普通であればお金出して買ったものを、また手元から離すという行為はグッズとしては変わってるけど、なんか、こういうモノだと、「それもアリかな」と、つい思ってしまう。
結局100体集まったそうで、テクノとハウス系のDJもやっちゃう友光さんのお言葉と共に、小南は自分で大切にしてきた大きな藁人形「ワラミー」も奉納するか悩み悩み…
で、結局
奉納!!!
オーーーー!という歓声と共に全ては後日お焚き上げされるということです。
でも、いささか「ワラミー」の認知度の薄さに落胆気味の小南。
(そこがまた妙に可愛いと思うのは、オジサン(オバサン?)の発想か?)
そしてライヴ再開。
新曲の「やさしい嘘」で本編は終了し、オープニング(ここではライヴ最後の曲)も新曲の「3355411」を披露。
「3355411」って、変換しないで携帯で打つと、「死にたい」という意味になるらしいです。(コ、コワイ)
でも、それを二乗「11224111122411」だと「行きたい」になるということなんです。
この曲でもそのことを言っているように思え、メンタルやられっぱなしではなかったです。
でもこういう、時代のカルチャーから生まれたものを取り入れるのは小南らしいし、若いミュージシャンならではだと感じました。
特に「生」と「死」をテーマにしたことが多い小南の作品には合っているのかなと。
終演後には小南本人の解説によるCD購入者対象の”秘密の会合“(アルバム超先行試聴会)もあったらしいですが、それには出席せず、そのまま帰ってきました。
5月にはファーストアルバム「キメラ」もリリースする小南。
今後も要チェックですな。
詳しいセットリストと内容はコチラ
まさやん